在宅ワークの普及に伴い、今やゲームのみならず仕事用のチェアとしても注目を浴びているゲーミングチェア。
そんなゲーミングチェアですが実はニトリでも購入することができます。
これまでは下の写真のような多くの方が想像するような定番の形のゲーミングチェア(ヘイデン)のみが扱われてきました。
そんなニトリから2021年末に新しいゲーミングチェアが登場。
その名もリボークBK。
ヘイデンと比べても、これまでのゲーミングチェアとは少し見た目の雰囲気が異なるゲーミングチェアです。
と言う事で、この記事ではニトリのリボークBKを実際に体験してみた感想をご紹介。ヘイデンとの比較まで詳しく解説していきたいと思います。
ニトリのリボークBKをレビュー
ということで、ニトリに赴きリボークBKを体験してまいりました。
※店舗の許可を得て撮影しています。
見た目・外観
まずはリボークの見た目から。
こちらがニトリのリボークBK。
カラーはブラックのみ。
何と言っても特徴的なのは背もたれから独立した頭部です。
ゲーミングチェアといえばレーシングシートのように背もたれがそのまま頭まで伸びて取り外し式のヘッドレストが付いているのが定番ですが、リボークはより現代の車のシートに近い形状にデザインされています。
この形にしたことでより大人っぽさが出たように感じます。
ちなみに、ヘッド部分は乗用車のように高さ調節が可能。
特に、このヘッド部分がゲーミングチェアのヘッドレストよりも慣れ親しんだ感じがします。
側面はカーボン加工のようなおしゃれなデザイン。
前方に向かって体を包み込むような形状になっているのはこれまでのゲーミングチェアとも通づるところですね。
体の当たる場所によって生地の素材を変えているのも定番のゲーミングチェアと異なり新鮮。
色は黒一色ながらもよくあるデザインのゲーミングチェアには無い本格的な雰囲気を持っているように感じます。
下手なカラーリングをせず生地の組み合わせでデザインされているのが上手くハマっているように思いました。
座り心地・ヘイデンとの違い
お次は座り心地。
リボークより先に販売が開始されているニトリのヘイデン(下の画像のゲーミングチェア)と比較しながら解説していきたいと思います。
リボークの座り心地はヘイデンと比較して柔らかめ。
他のメーカーのゲーミングチェアと比べても柔らかめの作りになっています。
一般的にゲーミングチェアの座面はヘイデンを含めてやや硬めの作りが多いので柔らかめが好みの方はリボークを試してみる価値はあります。
外観でも解説したように、リボークは座る場所によってシートの生地の種類を変えているので体のパーツに適したサポート感のを実感できるようなっています。
お尻の蒸れやすい部分は通気性に優れたパンチング加工に。
さらに、太ももが接触する部分は血流が悪くならないように柔らかい生地を使うなどの工夫が伺えます。
また、リボークの座面両端は傾斜が付いているのでフィット感が強めな座り心地なのかと勝手に想像してしまいましたが、実際に座ってみると思っていたよりもワイドでゆったりと座ることができます。
ヘイデンと比べても広めで、筆者のように175cmくらいの普通体型であれば比較的ゆったりと座ることができるでしょう。
リクライニングは128度。
ゲーミングチェアといえば135度〜180度くらい背もたれを倒せるものが一般的ですから、それらと比べるとやや浅く感じるかも知れません。
肘掛(アームレスト)
肘掛は上下昇降のほか、前後と角度調節が可能な3Dアームレスト。
ヘイデンは上下昇降のみの1Dアームレストなので肘掛を細かく調節したい場合はリボークの方が向いています。
※ヘイデンPROは3Dアームレストを採用しています。
リボークBKは5年保証対象商品
ニトリのこの価格帯のオフィスチェアを語るときに外すことができないのがこの最大5年の保証期間です。
他のメーカーで同じくらいの値段のゲーミングチェアだと大体1〜2年の保証期間が殆どなことを考えるとこの5年保証の凄さが分かって貰えるかと思います。
ニトリでは保証期間中、取扱説明書に準じた使用状態で故障や不具合が生じた場合、無償で修理してくれます。
下記のような場合は保証の対象外になるので気をつけて大事に使用しましょう。
- お渡し以降の輸送・移動・落下等による故障、損傷
- 取扱説明書・タグ・パッケージ等に記載の注意事項や指定条件をお守りいただけなかったことが原因による故障、限度を超えた誤った使用方法による故障、損傷
- 当社または指定業者以外での修理や改造が認められる商品の故障、損傷
- 業務用でのご使用による故障、損傷(法人向けカタログ商品は別途保証がございます)
- 地震・火災・落雷・風水害・塩害等の天変地異、その他外的要因による故障、損傷
- 保証書のご提示がなく、保証期間の確認が取れない場合
- ソファやマットレス等のクッション材のへたり
- 表皮材(生地)の擦り切れ、合皮部分の加水分解や表面硬化、本革の色変化やひび割れ、日光等による退色等
- 日常使用によって生じた摩耗、傷、汚れ、退色等
価格
リボークの気になる価格は2022年4月の段階で29,900円(税込)
ニトリの他のゲーミングチェアと比較すると中間くらいの価格で購入できます。
購入するならどこがオススメ?
リボークの重量はおよそ18kgあります。
持ち帰りが大変なこともあって購入するなら基本的に玄関まで運んでくれるオンラインの方が圧倒的に楽です。
オンラインで購入する場合、ニトリ製品を扱っているのは「楽天市場」か「Yahoo!ショッピング」か「ニトリ公式ショップ」の3つになります。
Amazonではニトリ製品の取り扱いはしていませんので覚えておきましょう。
個人的には楽天ポイントを貯めている場合は楽天市場を、Tポイントがある場合はYahoo!ショッピングを利用するといった感じによく使っているサイトで購入するのがオススメです。
ゲーミングチェア「リボークBK」をオススメする人(まとめ)
最後にリボークをオススメする人をまとめてみました。
- 予算3万円
- 柔らかめの座面が好みの人
- ゆったり座れる座面
- ありがちなデザインのゲーミングチェアは嫌な人
- 調節可能なヘッドレスト
- 3Dアームレスト
- 安心の5年保証
この中で特に大事になってくるのは柔らかめの座面という点。
柔らかめの座面のゲーミングチェアといえばAKRacingが真っ先に思い浮かびますが、AKRacingだと一番安くても3万円後半から4万円くらいはします。
その点リボークは凡そ3万円で購入可能。
という事で、柔らかめの座面を探している人にとってはリボークはお値段的にも良い選択肢になって来るでしょう。
また、このお値段で5年保証が付いてくるゲーミングチェアとしても魅力的です。
徐々に試し座りできる店舗も出てきているのでお近くのニトリにある場合は、まず座ってみることをオススメします。
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