お使いの椅子(オフィスチェア)にアームレスト(肘置き)が備え付けていない環境で長時間作業をしていると、腕が支えられないことから肩こりや首痛、さらには背中や腰痛、目の疲れなど全身への悪影響になる恐れがあります。
いまやそういった環境で作業している人には必須と言える存在になってきているのがデスク用アームスタンド(アームレスト)です。
以前の記事でエアリアのデスク用アームスタンドを紹介させて頂きましたが、この記事では同じく評判の良いErgoRestのデスク用アームレストの「エルゴレスト・アームサポート」を紹介します。
エアリアのデスク用アームスタンドを紹介!肘掛けの無いイスを使っている人におすすめ。
デスク用アームレストをおすすめする人
以前の記事でも記載しましたが、この記事から読み始めた人のために。まずはもう一度、こんな人にデスク用アームレスがおすすめですというリストを紹介します。
- イス(オフィスチェア)に肘掛けが付いていない人
- 肘掛けは付いているけどデスクと高さが合っていない人
- アームレスト付きのオフィスチェアは高過ぎて手が出せない人
- 肘掛けは圧迫感があるからイヤだって人
- あぐらをかく人
- ギターなど大きな楽器を弾いたりする人
もちろんデスクワークによる肩こりや首痛を軽減させたいと言った理由で購入したいという方が一番多いでしょうが、
アームレストをつけようにも予算が足りないという金銭的な理由だったり、ギターを弾くと邪魔になるといった環境的な理由、椅子に付いているアームレストが固定で高さが合わない、ただ単にアームレストがあると圧迫感があって邪魔、と言った様々な理由をお持ちの人にこのデスク用アームレストはおすすめ出来ます。
レビューでは麻痺など、実際に身体に障害を持っている人なども作業時の腕の補助器具として使っているようで、こういったデスク用アームレストの機能を絶賛しているのが見受けられます。
エルゴレストのデスク用アームレストの特徴を紹介!
と言う訳でエルゴレストアームサポートの特徴を紹介していきたいと思います。
エルゴレストはデスクトップステーショナリーのみならず バリアフリー・ユニバーサルデザインとして 身体障がい者の方々の補助器具など医療・リハビリテーションの現場でも高い評価があります。
引用:ergorest.jpより
上の公式ページの引用でもわかるように、このアームレストを製造しているエルゴレスト社は福祉国家で有名なフィンランドの会社で、このアームレスト以外にも理学療法のベットなどを製造している事から身体をサポート製品への絶対的な自信と信頼感を感じさてくれます。
見た目もシンプルで洗練されたデザインでおしゃれでありながら主張し過ぎないのがいいですね。
こちらはエルゴレストを実際に使用している動画です。
Better ergonomics for a better life. Ergorest forearm support.
Ergorestより
モデル別の重量
カラーはホワイトグレーとブラックの2種類から選択可能。
スタンダードアーム
ロングアーム
スタンダードアームとロングアームのモデルがあり、ロングアームだとパッドも130mmから200mmの大型になります。
またマウスパッドが付いているモデルは少しお値段が上がります。
モデルによって対応耐加重も変わって来るので注意しましょう。
Model:モデル | タイプ | 耐加重 |
330-000 | スタンダードアーム/ホワイトグレー/マウスパッド無し | 12kg |
350-000 | スタンダードアーム/ホワイトグレー/マウスパッド付属 | 12kg |
332-020 | スタンダードアーム/ブラック/マウスパッド無し | 12kg |
352-020 | スタンダードアーム/ブラック/マウスパッド付属 | 12kg |
330-016 | ロングアーム/ホワイトグレー/マウスパッド無し | 10kg |
350-016 | ロングアーム/ホワイトグレー/マウスパッド付属 | 10kg |
332-026 | ロングアーム/ブラック/マウスパッド無し | 10kg |
352-026 | ロングアーム/ブラック/マウスパッド付属 | 10kg |
アームとパッド
アーム部分はしっかりと補強された頑丈な樹脂製で全体の重さが500gほどしか無いのにも関わらず各モデルで10kg〜12kgの重さを支えるパワーがあります。
パッド部は本革製で高級感があり腕が滑りづらい造り。
ちなみにパッドは痛んできたら取り替えも可能なのでアームごと買い替える心配はありません。カラーも豊富なので自分のオリジナリティーを出す事も出来ます。
アームレストは肘置きや肘掛けとも言われていますが、下の画像を見て頂ければわかる通り、エルゴレストは肘よりどちらかというと肘に近い腕の部分を乗せて操作しているのがおわかり頂けると思います。
エルゴレストは、医療、リハビリテーションの現場でも高い評価を得ており、歯科技工士、時計技師、貴金属彫金士といった繊細な作業の現場にもすすめているだけあり、そのアームの動きの正確さは折り紙付きです。
一方、同じく人気のエアリアのパッドはゲル製でアームスタンドは腕というよりは肘をポイントで支えている印象。
この辺の支え方の違いが二つのメーカーの違いの一つともいえます。
アームスタンド固定、高さ調節
天板の取付け可能サイズはどのモデルも15mm〜43mm。
デスクにかませたら下部のネジを締めるだけなので非常に簡単です。
高さ調節もアームの裏にあるネジを回して簡単に行えます。
エアリアもCA-700になってから高さ調整のネジが2つから1つになりましたがエルゴレストの影響かもしれませんね。
デメリット・注意点
一番のデメリットは性能は間違いないのですが、輸入品なのでお値段がかなり高くなってしまうと言う事でしょう。
お安いものでもおよそ13,000円から、高いもので20,000円位しますので、このお値段にはどうしても手が出ないって人にはエルゴレストの3分の1くらいのお値段で購入出来るエアリアのデスク用アームスタンドがおすすめです。
他には使用上のガイドラインを守って使えば特にこれと言ったデメリットは見当たらないような気がします。
使う上での注意点としては
- 取付けサイズを確認した上で購入する事(15mm〜43mm)
- 耐加重以上の重さ(10kg~12kg)をかけない事(破損の原因になります)
- ガラスのような傷の付き易いテーブルで使用するのは避ける。
- 腕をのせて作業する以外の用途で使わない。
以上のような事を注意して使えば問題なく使えるのでは無いのでしょうか?
ネジで止めて腕を乗せる事から少なからず机にも負荷がかかるので、机に一切の跡や傷をつけたくないって人は避けた方が良いかもしれないですね。
口コミ・評判
エルゴレストの口コミをツイッターから集めてみました。
周辺の漫画家さん複数がおすすめしていたアームレスト導入したんですが、めっちゃ良かったです…。
ひじ乗せるとそのまま動きに追随して支えてくれるもので、疲労度が全然違う。締切最後の方の体力限界あたりで特に性能発揮しました。
右手だけ最初買ったけど、両手の方が良いのですぐ追加 pic.twitter.com/043NTx2DPM— きづきあきら (@kidukira) June 24, 2020
TLから流れてきたエルグレストの肘置き、早速導入してみたけどめっちゃいいわ。キーボード打つポジションまでも並行移動してくれる pic.twitter.com/DolaLSvcuX
— tsuku-da (@tsukut) June 23, 2020
Twitterで話題になってたエルゴレストのアームサポートが届いた。タイピングする時腕痛くなってたからすげえ良いなこれ pic.twitter.com/EgrsCZZpYn
— つんぽこまる (@superking00001) June 12, 2020
重力からの解放という感じでよかったです。
エルゴレスト。https://t.co/tyQcrHFoED pic.twitter.com/u18CGBm7v3— ごはん (@gohan_keitai) June 8, 2020
TLで見かけて衝動買いしたエルゴレスト届いた!!
(いま両手マウス使いしてるのです)
慣れるまでちょっとかかりそうだけど、首肩の負担減りそう〜〜これはなかなか良い出費をしたのでは? pic.twitter.com/AUEIU6KwEb— みこま/デザインとイラスト (@Minimal_28) May 18, 2020
バリバリのアナログ原型師だけど
ソフビの原型会社を腱鞘炎の悪化で辞めてから18年位エルゴレストを愛用しています。これのおかげで現役でいられてるね。<RT pic.twitter.com/PML19GURVm— ARTIMA (@lGDIZivr0UX4wTw) December 14, 2019
知ってる人は知っているフィンランド製エルゴレスト。だいたい10年でアームパッドの革がボロボロになる´д` ;昔はヤマギワが扱っていたけど今はなく…。騙し騙し使っていたが、ようやく楽天で見つけて即買い♪( ´▽`) pic.twitter.com/uTrPwEWPrQ
— ふらふらと歩く男 (@furafura_walker) September 11, 2016
10年以上使っている人も沢山いるようですね。
まとめ
エルゴレストはメーカーの信頼性は間違い無いですし、おそらく品質だけならデスク用アームレスととしては1番と言って良いので予算があるのならばエルゴレストのアームレスト一択だと思います。
長時間の作業をするのであれば両手で購入するのがおすすめ。
右手はマウスパッド付きを購入し、左手はマウスパッド無しで購入すればより奇麗な姿勢になりデスクワークに快適性をもたらしてくれる事でしょう。
モデルのタイプの判別が難しいので購入時の参考にしてください。
Model:モデル | タイプ |
330-000 | スタンダードアーム/ホワイトグレー/マウスパッド無し |
350-000 | スタンダードアーム/ホワイトグレー/マウスパッド付属 |
332-020 | スタンダードアーム/ブラック/マウスパッド無し |
352-020 | スタンダードアーム/ブラック/マウスパッド付属 |
330-016 | ロングアーム/ホワイトグレー/マウスパッド無し |
350-016 | ロングアーム/ホワイトグレー/マウスパッド付属 |
332-026 | ロングアーム/ブラック/マウスパッド無し |
352-026 | ロングアーム/ブラック/マウスパッド付属 |