「e-SPORTS」の世界的人気もあり、家庭でもゲーミングチェアの購入を検討している人が増えています。
この記事ではそんなゲーミングチェア業界の中でもAK RACINGと並び人気を博しているメーカーDXRACER(デラックスレーサー)より
スタンダードモデルであるフォーミュラシリーズから、シートにPUレザーが用いられている「 DXZ」「DX-57」そして「DX-11」の三つを実際に試座して比較。
そのメリットからデメリットまで詳しく解説してみたいと思います。
デラックスレーサー フォーミュラシリーズDXZ,DX-57,DX-11を体験して「結論」
フォーミュラシリーズのみならず、一度に全部試してみないと違いがわかり辛いので、
この記事でご紹介する3つのモデル意外にも同じくフォーミュラシリーズDXR、そして「DRIFTING SERIES」、「RACING SERIES各種」と「KING」も同時に体験して比較しました。
全てを座り比べた感想としては、身長175cm体重60kg、普通体型の私が個人的に一番気に入ったDXRACERのゲーミングチェアはレーシングシリーズ、
そしてDXRACERのゲーミングチェアとして日本人の身長で割合の多い身長155cm〜175cmの普通体型の人に一番おすすめ出来ると思ったゲーミングチェアはドリフティングシリーズという結論に至りました。
その理由はこちらの記事を参考にしてみてください。
DXRACERのレーシングシリーズを体験レビュー!同メーカーイチオシのゲーミングチェア!
DXRACERのドリフティングシリーズをレビュー!ゆったり座れる日本人におすすめサイズ!
ではこの記事でご紹介するフォーミュラシリーズ「DXZ」、「DX-57」、「DX-11」の3つはどうだったのか?
結論から言いますと、
フォーミュラシリーズの3つは、背もたれと座面にフィット感を求める人に間違いなく一番オススメのDXRACERのゲーミングチェアです。
そしてこの中で特にオススメなのが「DX-11」!
というわけで「DX-11」がおすすめな理由も含め、3つのそれぞれの特徴、実際に試座してみて気に入った点、好みが分かれそうな点などを紹介していきたいと思います。
フォーミュラシリーズ「DXZ」「DX-57」「DX-11」の基本情報、価格
まず、フォーミュラシリーズはDXRACERのゲーミングチェアでは最もスタンダードなサイズ・形状という扱いになっており4モデルとも対象身長は155〜175cmの方に推奨されいます。
現在発売されているフォーミュラシリーズは「DXR」、「DXZ」、「DX-57」、「DX-11」の4モデル。
なぜこの記事で「DXR」だけご紹介から除いたのかというと、DXRだけシートが全体がファブリックシートを採用しているからです。
そのため、フォーミュラシリーズで選ぶのであればファブリックシートのDXZ、そしてPUレザーシートが使われているDXZ、DX-57、DX-11という風に分けて考える方が良いでしょう。
ただDX-11だけはPUレザーだけというわけではないのでその辺は後程説明します。
ファブリックシートのDXRについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので是非とも参考にしてみてください。
DXRACERフォーミュラシリーズDXRをレビュー!3万円以下のファブリックシートならコレ!
3つの中で「DX-11」が一番おすすめな理由。DXZ、DX-57との違い
という訳で、ここからは先ほど書いたようになぜ「DX-11」が3つの中で一番おすすめなのかをお教えしたいと思います。
まずは公式サイトで公開されているそれぞれのモデルのお値段をご覧ください。
モデル | 価格(税込) |
DXR | 29,800円 |
DXZ | 39,800円 |
DX-57 | 39,800円 |
DX-11 | 39,800円 |
(2020年9月の段階での公式のお値段です。クリックすると商品ページへ飛びます)
DXRが最も価格が安いのは先ほど説明したようにシート全体がPUレザーより素材の値段が安いファブリック素材になっているからという理由が最も大きいでしょう。
座り心地は素材が違うので若干異なりますが、基本的なサイズ感などは他の3つと同じようにフィット感が高めに作られています。
ではPUレザーのDXZ、DX-57、DX-11の三つはというと?
なんと、どれも公式では39,800円(税込)と同じお値段なのです。
それでは、3つとも同じ性能なのかというと、実はDX-11はこんなにも違いがあります。
DX-11だけの特徴
- 3Dアームレスト
- PUレザーと通気性の良いファブリックを用いたシート
- 頑丈で耐久性のあるアルミベース
DXZ、DX-57のアームレストは上下昇降調節のみの1Dアームなのに対し、最新のDX-11は上下昇降の他に、アームパッドの前後そして角度調節とより細かな調節が可能な3Dアームに。
そして、シートにはPUレザーの他にもDXRと同じファブリック素材も使用、品質の高いハイグレードファブリックをPUレザーと一緒に用いることでPUレザーの弱点と言われていた通気性の悪さを改善しています。
さらに、全体を支えるベース部分はナイロン樹脂からより強度と耐久性のましたアルミベースへ。
これだけ、改善されながらお値段が3つとも変わらないのですから最新の「DX-11」を購入した方がお得ですよね?
コレがDXZ、DX-57、DX-11の3つの中でDX-11を特におすすめする大きな理由の一つです。
DX-11は何故安く出来たのか?
DX-11が高機能ながら安さを保っている理由。
これはDXRのお値段が他の3つのモデルよりも1万円も安い事からわかるように、ファブリック素材のお値段がPUレザーよりも安い事があげられるでしょう。
おそらく理由は他にもあるでしょうが、DX-11では部分的にファブリックを用いる事により、機能だけじゃなく、通気性を向上させながら尚かつコストパフォーマンスもあげる事に成功したわけですね。
DX-11の存在によってファブリックが決してPUレザーよりも劣った素材じゃない事もわかって頂けると思います。
そういった意味では全面がファブリックのDXRもDXZ、DX-57とほぼ同じ性能を備えながら3万円以下で購入出来る非常にコストパフォーマンスに優れたモデルでオススメです。
シートの素材の特徴は下記の記事にまとめましたので参考にしてみてください。
合成皮革とは?PVCとPUレザーの違い、お手入れ方法やおすすめの専用クリーナーを紹介!
ファブリックとは?お手入れ方法を紹介!オフィスチェアやソファーの汚れを対処!
DXレーサー「DXZ」「DX-11」に実際に座ってみて(レビュー)
というわけで今回はDXZとDX-11に実際に座る事が出来たのでそれぞれの気に入った点と違いをお伝えしたいと思います
ちなみに私の身長は175cm60kg代の普通体型です。
DXZの感想
まずはDXZ、座った感じはやはりDXRACERの全てのシリーズの中で一番フィット感が高く175cmの私には特に腰から太腿部分にかけてしっかりしたホールド感を感じる事が出来ました。
ただ個人的にはゆとりのある座面の方が好みなので座面両端の傾斜が太腿に接触する事で若干の圧迫感を感じてしまいました。
というわけで私のように太腿ゆとりが欲しい人にはあまりおすすめできません。
そんな私にはドリフティングシリーズやレーシングシリーズがしっくりくる座面でした。
ただ、155cm〜165cmくらいの女性であればこのくらいのサイズ感の方が全シリーズの中でも一番座りやすい気がします。
DXZの特に気に入った点はアームレストのパッドの中心が少しくぼんでいるのでいい感じで腕が収まる事。
これぞゲーミングチェアという見た目、全身PUレザーである事からレーシングカーの座席に座っている感覚はこのフォーミュラシリーズのDXZが一番感じる事が出来るかもしれませんね。
※カラーはリンク先で選択可能です。
DX-11の感想
続いてDX-11、体を包むようなサイズ感はDXZとほぼ変わりませんが、部分部分にファブリックを採用しているためDXZと比べて若干ソフトな座り心地です。
そして大きいのが、座面のゆとりこそ変わらないものの、DXZで感じた座面両端の傾斜が太腿に接触する事による圧迫感がこちらの方がより暖和されているように感じたということ。
コレは間違いなく傾斜にファブリックを部分的に適用した影響だと思います。
あとやはりアルミベースの方がスキッとしていておしゃれです。
リクライニングする頻度が多い人はベース部分に負担がかかり易いので間違いなくアルミベースの方が頑丈で長持ちしますよ。
あと驚いたのがDX-11はカラーバリエーションがなんと10色!
DXRACERのこのモデルにかける意気込みが伝わってきますね!
女性向けのピンクやイエローもあるので男女問わず購入出来るでしょう。
「全面PUレザーじゃなきゃイヤ」というこだわりがないのであればこちらのDX-11で決まりじゃないでしょうか?
※ちなみにDX-57はPUレザーとPVCレザーを使用したモデルで扱っているところは非常に少ないと思いますが、カラーも1色しかなく、本格的なレーシングシートを思わせる見た目が特徴。
基本的にはサイズ感とフィット感はDXZと同じかPVCなので少し硬めなんじゃないかと思います。
ネットで購入するなら何処がおすすめ?
DXRACERのゲーミングチェアをネットで購入することを検討している人にはDXRACER公式オンラインサイトがおすすめ。
理由としてDXRACERはAmazonだとカラーのラインナップが揃ってなかったりするため。
例えば、フォーミュラシリーズのDX11はAmazonでは6色しか選べないが、公式だと10色ラインナップされているといったことがあります(2019年11月時点)
このように、DXRACER公式のオンラインサイトであれば全色ラインナップされているので、あとで「あの色もあったのか…」というような残念な気分になることはなく安心して購入出来るでしょう。
また、Amazonには「AKRacing」や「GTRACING」といったDXRACERと似た名前のメーカーがありややこしいので、ゲーミングチェアにあまり詳しくない人は特に公式オンラインサイトをオススメします。
※Amazonや楽天市場でもポイントを貯めていたり、欲しいカラーがちゃんとあるのなら購入してもまったく問題ありません。
※カラーはリンク先で選択可能です。
追記:2020年11月27日〜12月1日にかけてサイバーマンデーセールが開催。
商品ページの割引クーポンを使えばいつもよりもお安く購入可能ですよ!
狙っている人はお見逃しなく!
まとめ
というわけでこの記事ではフォーミュラシリーズのDXZとDX-57そしてDX-11を紹介させて頂きました。
最後に少しまとめますと…
- 身長155cm〜175cm
- フィット感がある
- 通気性が高い
- 3Dアーム
- アルミベース
- 4万円以下
といった上記の条件で探すのであればこのDX-11は全メーカーで比べてもかなり高機能のゲーミングチェアだと言えるでしょう。
フィット感に関しては私のように好みが分かれるかもしれませんが、値段に対する機能の高さという点で、DX-11は今後のDXRACERで一番売れるモデルになるんじゃないかという気がします。
購入は重いのでネットがおすすめですが、購入前に試座したい人はこちらの記事で販売店をチェックしてから伺ってみましょう。
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