ゲーム文化の広がりにより増々人気を博しているゲーム専用椅子のゲーミングチェア。
この記事では、そんなゲーミングチェアを販売しているメーカーの一つであるE-WINのゲーミングチェア「D9」をご紹介します。
ゲーミングチェアと言えばAKRacingやDXRACERといったメーカーが日本では有名。
一方のE-WINは店舗販売はしていないにも関わらず、日に日にゲーミングチェアを発売しているブランドとしての知名度を伸ばしています。
それもそのはず、E-WINのゲーミングチェアはAKRacingやDXRACERといった人気メーカーに引けをとらない性能と、E-WINのゲーミングチェアにしか付いていない非常に便利な機能を搭載。
先に言っちゃうと、「3万円前半でゲーミングチェアを購入するのであればコレで決まり!」と言ってしまっても良いほどのおすすめゲーミングチェアです。
E-WINの良さを知らないで他のゲーミングチェアを選んでしまうともしかしたら損してしまうかもしれませんよ。
というわけで、E-WINのD9の機能などを通して、E-WINのゲーミングチェアの魅力をお伝えしたいと思います。
これを読めばきっとE-WINのゲーミングチェアが候補に入るはず!
(VERTAGEAR)ベルタギアSL2000をレビュー!EVOやCEOでも採用されたゲーミングチェアの実力は?
E-WIN「D9」の口コミ・評判
まずはE-WINの「D9」を使用した人から多く上がっている口コミを紹介します。
「D9」を購入した人は一体どんなところに満足しているのかな?
E-WIN 「D9」の口コミ・評判
- 座面が柔らかすぎないので長時間座っても腰が痛くなりづらい
- 座面はゆとりがある。
- 前傾作業が楽!
- 耐荷重量は150kg(全メーカートップクラス!)
- オットマンが後付け出来る(別途購入が必要)
- 値段で考えると安定感が素晴らしい
- ファブリックシートも選べる
- 何よりコストパフォーマンスが良い!
頻繁にあげられる好印象の口コミはこの辺が多いです。
口コミで最も多い意見がその圧倒的なコストパフォーマンスの高さに対するもの!
また、前傾作業が楽という意見にも注目!(理由はこの後説明)
この値段では考えられないくらい多彩なE-WINの機能を細かく注目していってみましょう。
E-WINは前傾姿勢がとれるゲーミングチェア!
E-WINのゲーミングチェアの最も注目すべきポイントは、前傾85度(15度)のリクライニング。
背もたれを15度前傾すると同時に、座面も15度リクライニングさせる事が出来ます。
背もたれと座面の「前傾15度のリクライニング」の何が良いかというと、
座面と背もたれを少し前に傾ける事でお腹の圧迫を解消。
骨盤が起き上がることで背骨のS字が保たれ腰への負担が軽減されるので、これにより前傾姿勢でゲームや作業をしても猫背や腰痛になりにくくなります。
背もたれだけでなく座面も前傾してくれることによりお腹と腰への負担がグッと軽くなります。
コレが口コミにもあった前傾作業が楽!の理由。
前傾リクライニングは他ブランドの4、5万円のモデルにも付いていないE-WINならではのイチオシポイント!
この「前傾15度のリクライニング」を必要とするか否かは、E-WINのゲーミングチェアを選ぶ重要なポイントの一つになるでしょう。
FPSやTPS系のゲームにも最適
ゲームのジャンルでいうとFPS(コールオブデューティなど)やTPS(フォートナイトなど)など、
キーボードやマウスを頻繁に使うゲームをする人は前のめりの姿勢になりやすいので、こういった背中を支えてくれるゲーミングチェアの方が疲れにくくなり、よりゲームに集中できるようになります。
しっかり前傾姿勢をサポートしてくれるので、ついつい前傾姿勢でゲームをしてしまう人、絵を描いたりなど、常に前のめりの姿勢でゲーミングチェアを使う人にもオススメです。
もちろん、しっかりリクライニングもとれるのでRPGなどゆったりプレイするゲームも快適にプレイできるでしょう。
ちなみに前傾姿勢対応タイプだと2019年3月に日本に上陸したベルタギアというメーカーも前傾姿勢対応になっています。(こちらは前傾10°)こちらもE-WINとお値段が近く、なかなか優秀なゲーミングチェアなので前傾リクライニングに魅力を感じているのであれば比較して選んでみるのもありでしょう。
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リクライニングは前傾85度から後傾155度まで調節可能!
ゲーミングチェアの魅力の一つである深いリクライニングは後傾の場合155度まで下げる事が可能。
AK Racingなど、180度リクライニング出来るメーカーもありますが、個人的には155度までリクライング出来たら十分な角度なんじゃないかと思います。
もちろんユラユラ揺れるロッキングも可能です。
E-WIN「D9」はここが凄い!旧シリーズとの違い
E-WINの「D9」の凄いところはE-WINの強みである前傾リクライニングだけではありません。
他のメーカーと比べてみても見劣りしない、むしろ多いくらいの「機能の多さ」に注目してみましょう。
E-WIN ゲーミングチェア 2019シリーズ 機能紹介
(一部F9-BKの機能紹介も入っていますので注意)
調節可能、3Dアームレストに!
アームレストは、できるだけ快適な環境でゲームをするのには欠かせない機能です。
アームレストの上下昇降、アームパッドの前後左右へ3点の調節が可能。
ゲームや勉強と、それぞれの用途に合わせてアームレストの位置を細かく調節できます。
ゲーミングデスクも検討しているのであれば、天板の高さをアームレストと合わせられる昇降式がおすすめ!
参考:おすすめの昇降式ゲーミングデスク4選【2019年版】これを購入すれば間違いなし!
ピンホールPUレザーシートとステッチで通気性がアップ!
シートの通気性を上げるためのピンホールも2018年シリーズから行なわれている仕様。
シートの背もたれと座面部分に小さな空気が通る穴を空けることで、PUレザーの「通気性が悪い」という欠点を改善しています。
穴が空いていないシートと比べると、より蒸れにくいのでゲームに集中出来そうですね。
ちなみに、D9モデルにはシートの座面表面にステッチが入りさらに通気性が向上。
ステッチのお陰でデザイン性も上がっています。
背もたれ裏面に収納ポケット
D9は背もたれの裏面に収納ポケットが付属。
ちょっとした気遣いですが、ゲーマーなら攻略本を入れたりと、ふとした時に必要になるちょっとしたものを入れておくのに便利そうですね。
オットマン(別売り)が付けられる!
ゲーミングチェアは寝られるといっても膝下だけは常に曲がった状態になってしまいます。
この状態がふくらはぎや太腿に負担が掛かるので不快に感じる人も多いことでしょう。
D9は後付けでオットマンの取り付けが可能!
取付けたオットマンは座面の下に収納出来るので、独立式のオットマンを購入して足下で邪魔になる心配がありません。
一日のうち座っている時間が非常に長い人や、座っていると良く眠ってしまう人は同時購入を検討してみては?
カラーは全5種類
カラーはレッド、イエロー、ブルー、グレー、ブラックの全5種類!
ゲーミングチェアで人気のカラーは一通り揃っています。
ファブリックシート(D9-BK)も選べる!
D9の嬉しいところとして、シートがPUレザーだけではなく布地シート(ファブリック)も選択する事が出来ます。
このブラックカラーであるD9-BK(黒)
ピンホールの空いたPUレザーよりも通気性が高く、尚かつ布地なのでレザーと比べて汗などに反応してべた付きにくいという利点も備えています。
「ゲーミングチェアは欲しいけど、PUレザーの蒸れが心配…」ってひとにもおすすめ!
お値段はPUレザーと一緒の(税込)33,990円(2024年8月時点)です。
E-WINのデメリットは?
E-WINのゲーミングチェアのデメリットをあげてみましょう。
- 試座出来ない
- PUレザーの特性リスト
試座出来ない
E-WINは実店舗での販売を行なっていない為購入前に試座する事が出来ません。
そのため出来るだけD9と似たサイズ感のゲーミングチェアに試座してイメージを掴むといいでしょう。
参考:ゲーミングチェアの試座に行こう!メーカー別取扱店舗と選ぶ際のポイントなどを紹介!
座面の高さが最低41cmと、日本人の男性の平均身長にも相性が良さそうなので身長が155cm以下ではないのであればまず足が床に届かないって事はないと思います。(男性の膝下の長さの平均は46.7cm)
ちなみに、女性でゲーミングチェアを探している人で比較的小柄な人には女性向けのサイズのCPBK-5Bという選択肢もあります。
詳しくは女性におすすめ!ピンク色のゲーミングチェアE-WIN CP-BK5Bをレビュー!前傾姿勢もとれる!の記事を参考にしてみてください。
PUレザーの特性
E-WINだけでなく、全てのメーカーのゲーミングチェアに言える事ですが、PUレザーは汗や水気、直射日光などに弱いので日頃からシートを乾拭きしてあげるなど、より長く使い続けていくためには適度なお手入れが必要になってきます。
ただPUレザーにもファブリック(布地)にも一長一短がありますので、詳しくは詳しい性質やお手入れなどに付いては下の記事を参考にしてみてください。
参考:合成皮革とは?PVCとPUレザーの違い、お手入れ方法やおすすめの専用クリーナーを紹介!
参考:ファブリックとは?お手入れ方法を紹介!オフィスチェアやソファーの汚れを対処!
「F9」との違いは?
E-WINには「D9」の他にもF9
F9の方が少しお値段が高め。
理由は「F9」には「D9」についているようなランバーサポートではなく、5段ギアランバークッションというサポート感を調整可能な収納式のクッションを採用しているため。
Amazon
基本的にそれ以外の機能やサイズは殆ど変わりませんが、腰へのサポートにこだわりがある人は是非、E-WINの2019年シリーズ「F9」は3万円台のゲーミングチェアトップクラスの充実機能!の記事を参考にしてみてください。
E-WIN「D9」の価格は?
価格は、E-WIN公式サイトでは2024年9月時点で(税込)33,990円。
以前は2万円台後半で購入することができましたが、それでもこれだけ豊富な機能を搭載しておきながら3万円前半で購入できるのはかなりお得です。
大切に使っていく事が出来ればコストパフォーマンスの高いゲーミングチェアになることでしょう。
取り扱い店舗は?どこで購入するのがお得?
E-WINは基本的に実店舗での販売は行っていないのでネット購入になります。
ゲーミングチェアはAmazon
タイムセールなどで定期的にお安くなる確率が高いのでそこを狙うのもアリでしょう!
まとめ
というわけで、この記事でご紹介したE-WINの「D9」
どんな人におすすめかをまとめました。
- 前傾リクライニングが欲しい
- 通気性に気を使ったゲーミングチェアが欲しい
- シートは布地を選びたい(D9-BK)
- 3Dアームレストがいい
- オットマンを付けたい!
- 座面の高さは日本人向け(155〜180cm)
上記がE-WINのゲーミングチェアを選ぶポイントになるでしょう。
特に前傾姿勢でゲームや勉強をする人にはE-WINのゲーミングチェアはどのメーカーのゲーミングチェアよりも便利で快適だと実感出来るはずです。
そして値段も3万円前半とかなりお得です。
個人的に、3万円台でここまで機能が充実しているゲーミングチェアはこのE-WINの「D9」を除けばわずかだと思っています。
↓前傾リクライニングがいらないのであればバウヒュッテの「RS-950RR」も同じくらいおすすめ!
Bauhutte(バウヒュッテ)のRS-950RRをレビュー!3万円以下で日本人向けの低座面仕様!
3万円台のゲーミングチェアでコスパを求めるのであればE-WINのD9はイチオシですよ!
3万円台でゲーミングチェアを探している人はきっと満足できるはず!
(カラーはリンク先で選択可能)