オカムラのバロンチェアは、快適な座り心地と洗練されたデザインで人気の高級オフィスチェアですが、ヘッドレストなしで購入して後から必要になるケースも多いようです。
「ヘッドレストを後付けできるの?」
「代用パーツはある?」
「どの型番が対応しているの?」
といった疑問は、購入前も購入後もよく見られる悩みです。
本記事では、バロンチェアのヘッドレストを後付けする方法や対応モデルの見分け方、固定式と可動式の違い、サードパーティ製の代用品を選ぶ際の注意点まで、わかりやすく解説します。
これからバロンチェアを購入する方や、すでに使っていてヘッドレストを追加したい方にも役立つ内容となっています。
この投稿を読めば以下の問題が解決します!
- バロンチェアにヘッドレストを後付けできるかどうか
- 対応しているモデルの見分け方と型番確認方法
- 固定式・可動式ヘッドレストの違いと選び方
- ヘッドレストを単品購入する際の注意点
- 代用品を使う際のリスクと注意点
- これから購入する人におすすめのモデル選び
オカムラ バロンチェアについてのレビューは下記の記事を参照にしてください。
バロンチェアにヘッドレストは必要?その役割とメリット

ヘッドレストは、長時間のデスクワークで首や肩にかかる負担を軽減し、より快適な姿勢を保つために役立ちます。
特にリクライニングを多用する人や、身長が高めの方にとっては、ヘッドレストの有無が疲労感に大きく影響することもあります。
バロンチェアにヘッドレストは後付けできる?背もたれタイプと対応モデル

バロンチェアにヘッドレストを取り付けるには条件があります。
それは、チェアの背もたれタイプと型番の両方が対応していることです。
① 背もたれタイプによる対応状況
バロンチェアには、背もたれの高さに応じて3つのタイプがあります。
それぞれのモデルによって、ヘッドレストの対応可否が異なります。
モデル名 | ヘッドレスト対応状況 | 備考 |
---|---|---|
ローバック | × 非対応 | フレーム構造上、ヘッドレスト取り付け不可 |
ハイバック | ◯ 後付け対応モデルあり | 基本対応だが、 型番によって対応の有無が分かれる |
エクストラハイバック | ◎ 標準でヘッドレスト装着 | 最初から大型ヘッドレストが搭載されている |
ヘッドレストを後付けできるのは「ハイバックモデル」のみです。
そのため、ローバックモデルを購入した場合は、あとからヘッドレストを追加することができません。
購入時にローバックかハイバックかを間違えないように注意しましょう。
ただし、すべてのハイバックモデルが後付けに対応しているわけではありません。
② 型番によってはハイバックでも後付けできないことがある

バロンチェアにヘッドレストを後付けできるのはハイバックモデルのみですが、すべてのハイバックが対応しているわけではありません。
発売初期の古いモデルや一部仕様では、フレームにヘッドレスト用の取付構造がなく、後付けができない場合があります。
- ヘッドレストを後付けできるのは「ハイバック」モデルのみ
- ただし、すべてのハイバックが対応しているわけではない
- 型番を確認し、対応していない場合は公式サポートに問い合わせる
バロンチェアのヘッドレストは「固定式」と「可動式」がある

ヘッドレストには2つのタイプがあります。それぞれの特徴と選び方を表にまとめました。
種類 | 調整機能 | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
固定式 | なし(高さ・角度の調整不可) | 高価 | シンプル。合わないと負担が出る可能性も |
可動式 | 前後20度の角度調整、 上下90mmの高さ調整 | さらに高価 | 柔軟に調整可能。体格差や姿勢に対応可能 |
おすすめは「可動式」
可動式ヘッドレストは、高さや角度を細かく調整できるため、「合わなかった…」という失敗を避けられます。
そのため、調整ができる可動式ヘッドレストの方が満足度が高い傾向にあります。
実際に、大型可動ヘッドレストを選べるモデルは限られており、バロンチェアはシルフィーやフィノラなどと並ぶ希少な選択肢です。
バロンチェアのヘッドレストは単品購入できる?
ヘッドレスト単体での販売は、以前に比べて取扱店が減少し、価格も高騰傾向にあります。
ただし、以下のルートで購入可能です。
主な購入先
- OKAMURA Lifestyle Store(公式通販)
- 一部の正規代理店・オフィス家具専門店
- 中古市場(メルカリ・ヤフオクなど)
購入前に確認すべきポイント
- 自分のバロンチェアの型番と適合しているか
- 樹脂ボディの色(ブラック/ホワイト)に合っているか
- 固定式か可動式か
- 中古はパーツ欠品・劣化・詐欺のリスクあり
公式サイトや販売店で適合情報を確認するのが安心です。
バロンチェアをこれから購入するなら、最初からヘッドレスト付きモデルがおすすめ

近年、バロンチェア用の純正ヘッドレストは流通量が減少傾向にあり、価格も高騰しがちです。
また、対応モデルの確認やパーツの調達に手間がかかるため、後からヘッドレストを追加するには一定のハードルがあります。
そのため、これからバロンチェアを購入する場合は、最初からヘッドレストが装着されたモデル(エクストラハイバック)を選ぶのがおすすめです。
最初からヘッドレスト付きモデルを選ぶメリット
- 対応可否や型番を気にする必要がない
- フレームと一体設計のため、デザインに統一感がある
- 後付け費用や探す手間を省ける
- 可動式も選べば快適性がさらにアップ
こんな方におすすめ
- ヘッドレストの高さや角度をしっかり調整したい
- 長時間のデスクワークやリモートワークをしている
- 確実に快適性を高めたい
初期投資はやや高くなりますが、快適性・満足度・手間の少なさを考えると長期的にはコストパフォーマンスが高い選択と言えるでしょう。
身長が低めの方には「ローバック+特注ヘッドレスト」も選択肢に
通常、ローバックのバロンチェアにはヘッドレストを装着できない仕様ですが、
チェア専門店「WORKAHOLIC」では、特注でローバックにも可動式ヘッドレストが装着されたモデルを取り扱っています。
このモデルは、身長が低めの女性でもヘッドレストの位置が自然に合いやすいという理由から、高評価を得ているようです。

本来、ローバックにヘッドレストをつけられないバロンチェアでこのような対応ができるのは、身長が低めの方にとって非常に嬉しいサービスですね!
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バロンチェアにヘッドレスト代用は可能?


「純正ヘッドレストが手に入らない」「ローバックモデルで後付けができない」などのケースでは、代用品の使用を検討する方もいます。
サードパーティ製や汎用品を活用することで、一時的な首のサポートを得ることは可能です。
代用例
- ネックピロー(バンドで背もたれに固定するタイプ)
- クランプ型の後付けヘッドレスト(汎用品)
中にはバロンチェアの純正ヘッドレストの代用として、サードパーティ製のヘッドレストを使用している人もいるようです。
Amazonや楽天などでは、デスクチェア用の後付けヘッドレストが多数販売されています。
注意点
ただし、以下の点に十分注意してください。
- フィット感や安定性に欠ける可能性がある
- 長時間の使用で首や肩に逆に負担がかかる場合もある
- 見た目や素材の相性が悪く、違和感を覚えるケースもある
- 純正でないヘッドレストが使用できなかったり、問題が起きた場合は自己責任



あくまで「応急的な代用」として割り切ることが大切です。
体格や使用環境に合っていないと、かえって疲労や違和感の原因となる場合もあるため、購入前にレビューやサイズ情報をよく確認しましょう。
- 純正品が手に入らない場合でも、代用品である程度のサポートは可能
- ただし、自己責任での使用となることを理解した上で導入することが重要
- 長期的な快適性を求めるなら、やはり純正対応モデル+純正ヘッドレストの組み合わせがベスト
まとめ:バロンチェアのヘッドレスト選びで後悔しないために
バロンチェアのヘッドレストは、モデルや型番によって取り付け可否が異なるため、安易にパーツだけ購入するのは危険です。
以下のポイントを押さえることで、後悔のない選択ができるようになります。
- ヘッドレストが後付けできるのはハイバックモデルのみ
- 古い型番は非対応の場合があるため、型番を確認する
- 後付け可能かどうかは、購入前に公式または販売店へ確認
- 長時間使用するなら調整可能な可動式ヘッドレストが快適
- 代用品は一時的手段。できれば純正の使用が安心
快適性を求めるなら可動式+純正がおすすめ
可動式ヘッドレストは、上下90mm・前後20度の調整が可能で、首や背中にかかる負担を軽減しやすくなります。
特に長時間チェアに座る方には、体格に合わせて調整できる可動式ヘッドレストの導入が非常に効果的です。
また、純正パーツは安定性・デザインの一体感・耐久性の面でも安心感。長く使うなら価格以上の価値が得られるケースが多く見られます。
代用品を選ぶ場合の注意点
代用ヘッドレストの活用も可能ですが、フィット感・見た目・安全性に課題がある場合があります。
あくまで応急的な手段として割り切り、自己責任で使用することを前提に導入しましょう。
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