ハーマンミラーのセイルチェアをレビュー|後悔しない選び方と使用感を解説

ハーマンミラーのセイルチェアをレビュー|後悔しない選び方と使用感を解説のアイキャッチ

ハーマンミラーのセイルチェア(Sayl Chair)は、独創的なY字フレームとメッシュの背もたれが特徴の人気ワークチェア。

前傾姿勢に対応した設計や、インテリア性の高いデザインから高評価を集めていますが、実際に購入した人の中には「思ったより合わなかった」「後悔した」という声も見られます。

この記事では、セイルチェアを実際に試座した感想や、レビューをもとに「どんな人に向いているか/向いていないか」を詳しく解説。

失敗しないために押さえておきたい注意点や、他モデルとの比較ポイントも紹介しています。

  • セイルチェアの使用感・口コミを詳しく知りたい
  • 自分の体格や使い方に合うかを事前にチェックしたい
  • 購入後に後悔したくない

そんな方に向けて、客観的かつ実用的な視点でまとめました。

購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

セイルチェアを実際に座ってみた感想レビュー【試座レポート】

オフィスコムのエントランス

今回は、オフィス家具の専門通販サイト「オフィスコム」さんのご協力で、ハーマンミラーのセイルチェアを実際に試座する機会をいただきました。

結論から言えば、デザイン・座り心地・機能性、すべてにおいて“価格以上の満足感”が得られるオフィスチェアでした。

とくに法人購入を検討されている方にとっては、オフィスコムのようなまとめ買いや導入支援に強いECサイトの活用が非常に便利です。配送や組立サポートも充実しているため、オフィスにセイルチェアを一括導入したい場合にも心強いパートナーになります。

参考:「オフィスコム」の評判・法人利用で人気の理由は?まとめ買いに最適。

デザイン:フレームレスな美しさと軽やかさが印象的

セイルチェアの第一印象は、なんといってもその独特な背もたれデザイン

左上から見たセイルチェア(白)

フレームのないY字構造の樹脂メッシュが背面に張り巡らされており、見るからに軽やかで、従来のオフィスチェアにはないスタイリッシュさと柔らかさを感じさせます。

本体全体が樹脂で統一されており、無骨な金属パーツはほとんど使用されていません。

正面上から見たセイルチェア(白)

この点が、重厚感よりも「親しみやすさ」「やさしさ」を演出しており、女性ユーザーにも非常に好評です。


加えて、丸みを帯びたアームやレバーの形状にもハーマンミラーらしいこだわりが光ります。

丸みのあるセイルチェアのアームレストやレバー

統一感も抜群。ハーマンミラーの技術力の高さが伺えます。

レバーも一つ一つのデザインに丸みがあって可愛らしい、ハーマンミラーならではのこだわりの感じられる造り。

セイルチェアの調整レバーのアップ

これほどポップで洗練されたオフィスチェアが並ぶ職場は、訪れる人に革新性や創造性を感じさせる空間になることでしょう。

もし訪れたオフィスにこのセイルチェアが置いてあったら「若く創造性のある社員さんが多いのかな」って思っちゃいそうですね。

さらに、カラーバリエーションもいくつか用意されています。

2色のセイルチェア(赤と黒)

一般家庭でもインテリアとして馴染むデザイン性を備えており、在宅ワーク用にもぴったりです。


補足:おしゃれなオフィスチェアをお探しの方は、セイルチェアと同じSTUDIO 7.5が設計したハーマンミラー「コズムチェア」も要チェックです。

参考ハーマンミラーのコズムチェアを体験レビュー!難しい調整いらずの快適オフィスチェア!


座り心地:しなやかでフィット感の高いメッシュ構造

身長175cmの筆者が実際に座った感想として、セイルチェアの背もたれはやや高めのミドルバック設計

右から見たセイルチェア(白)

メッシュ状の樹脂素材は通気性が非常に高く、背中の蒸れを軽減してくれます。

特筆すべきはその柔軟性。

背もたれは中央から脇にかけてしなやかに動くよう設計されており、身体の動きに自然に追従します。

セイルチェアの背もたれを手を使って捻る様子
手でもねじれる柔らかさが柔軟性の秘密

このように、特に背もたれの脇周辺の柔軟性は非常に高く、ハンモックのような感覚で背中を包み込み、座る人の動きに合わせてしなる感覚は他のチェアにはない特徴です。

また、シルエットが背もたれの上部に向けて細くなっているため肩や腕の可動域を邪魔せず、ストレスのない姿勢で作業に集中できます。

後ろから見たセイルチェア(白)

軽量設計という点も、長時間の作業や移動を伴う職場では嬉しいポイント。

座面の素材はウレタン系クッション。好みによってはクッションを追加して調整するのもアリです。

さらにアーロンチェアより軽量な事も含めて、同じ前傾姿勢タイプのオフィスチェアながらセイルチェアの方がよりアクティブで動的なオフィスにも向いています。

樹脂製なのでお手入れが簡単なところも好印象です。

ランバーサポートの使用感|あえて「なし」でも十分かも?

セイルチェアには、オプションで「ランバーサポート(腰椎サポート)」を追加することが可能です。

背もたれに装着することで、腰へのサポート感を強められるようになっています。

ただ、実際に試座してみたところ、標準仕様でも背面のしなやかなフィット感がかなり高く、個人的には「ランバーサポートがなくても快適」と感じました。

セイルチェアの背もたれは、樹脂素材がハンモックのように体を包み込む構造になっており、特に腰回りは自然とフィットします。

柔らかさとしなりが絶妙に効いていて、背骨をしっかり支えながらも押しつけ感がないのが特徴です。

あるわな君

「腰が押され過ぎて逆に疲れる」という不安がある方にも、この自然な支え方は好印象だと思います。

とはいえ、「しっかりした腰当て感が欲しい」「より正しい姿勢をキープしたい」という方には、ランバーサポートの追加はアリだと思います。

必要な人だけが選べるこの“ちょうどいい自由度”も、セイルチェアの魅力のひとつです。

前傾チルトの実力|作業姿勢の質がグッと変わる

セイルチェアは前傾姿勢の作業をサポートしてくれる「前傾チルト機能」を搭載。

実際に座ってレバーを操作してみると、まず通常のリクライニングが動作し、そこからさらに前方にレバーを回すことで座面と背もたれがやや前に傾きます。

セイルチェアの座面と前傾チルトのレバー

この動きが非常に自然で、「あ、これ無理のない前傾姿勢が取れる!」と素直に感動しました。

特に、集中してPC作業や執筆作業をするときって、無意識に前のめりになりますよね?

それを、逆に椅子側がそっとサポートしてくれる感覚です。

腹部の圧迫もなく、骨盤が立った状態を保ちやすいので腰への負担もかなり軽減されているのが実感できます。

しかも、セイルチェアの前傾チルトは、アーロンチェアなどと比べても「やさしく支えてくれている印象」。

「前傾した時の背もたれのサポート感が強いと逆にツラい」という方や、筋力の少ない女性ユーザーにとってもおすすめしやすいサポート感だと感じました。

ちなみに、前傾対応で女性にもオススメのオフィスチェアならオカムラのシルフィーや、スチールケースのリープチェアV2 もオススメです。


同じく、ハーマンミラー社で前傾チルト機能がついているアーロンチェアリマスタードとミラ2チェアのレビューはこちらを参考にしてみてください。

関連:アーロンチェアリマスタードを新旧比較レビュー!業界のプロが愛用する圧倒的な魅力とは?

関連:ハーマンミラーの“ミラ2チェア”はオシャレで高機能なおすすめオフィスチェア!【レビュー】

アームレスト:デザインと調整機能のバランスが◎

アームレストはチェア本体のデザインと一体感のある、スタイリッシュな見た目です。

セイルチェアのアームレストのアップ

高さ調整ができる「アジャスタブルアーム」と、前後・左右にも可動する「フルアジャスタブルアーム」の2種類が用意されています。

デスクとの高さや肘の位置を細かく調整したい方は、フルアジャスタブルアームの選択をおすすめします。

あるわな君

選ぶときに間違えないように注意してね!

セイルチェアの操作方法を動画でチェック

前傾チルトやリクライニング操作、アーム調整など、実際の動きは文字だけではわかりづらいもの。

以下の動画では、セイルチェアの基本操作をわかりやすく解説しています

出典:Herman Miller:How to Adjust the Sayl Office Chair from Herman Miller

セイルチェアで後悔する人の共通点|購入前に知っておきたい3つのチェックポイント

セイルチェアの背もたれのアップ

セイルチェアはたしかに完成度の高いチェアです。

ただし、すべての人にフィットするとは限りません。

ここでは、実際に座って感じた中で「こういう人はもしかしたら後悔するかも…」と感じた共通点をご紹介します。

購入前の最終チェックに、ぜひ参考にしてください。

1. 身長が低めで座面高が合わない人

真正面から見たセイルチェア(白)

セイルチェアの最低座面高は42.5cmとやや高めに設定されています。

これは、オフィスチェアとしては標準的な高さですが、身長が小柄な方(とくに160cm未満の女性など)にとっては「少し高すぎる」と感じる可能性がある高さです。

たとえば、身長155cm以下の女性だと、足裏が床にしっかり着かない可能性もあります。

膝下長の身長別目安表

身長(cm)男性の膝下長(cm)女性の膝下長(cm)
150約39.5約38.5
155約41.0約40.0
160約42.5約41.5
165約44.0約43.0
170約45.5約44.5
175約47.0約46.0
180約48.5約47.5
※出典:『日本人の人体寸法データブック』(日本規格協会, 2004)より換算(女性:身長×0.265)
参考:国立国会図書館 書誌情報

一般的に、椅子選びでは「膝下の長さ(popliteal height)≧ 座面高」が基本。

日本人女性の膝下長の平均は身長160cmで約41.5cmとされており、座面高42.5cmはこの平均値をやや上回る設定です。

こうした体格差への対処法としては、フットレストを併用することで足の接地感と姿勢安定性を確保するのがおすすめです。

また、床にラグや厚めのマットを敷いて足を支えるなどの工夫も有効です。

つまり、セイルチェア自体の機能性は高いものの、体格と座面高が合っていないと快適さが大きく損なわれる可能性がある点には注意が必要です。

2. ヘッドレスト付きチェアを求めている人

後ろから見たセイルチェアの背もたれのアップ(白)

セイルチェアはミドルバック仕様で、ヘッドレストは付いていません

構造上、前傾姿勢をサポートすることに重点が置かれており、「後傾してリラックスする用途」にはあまり向いていないのが実際のところです。

リクライニング角度も控えめで、「ゆったり背もたれに身を預けて長時間くつろぐ」といった使い方をしたい人には、やや物足りなく感じるかもしれません。

3. 洋服のボタンや装飾が背もたれメッシュに引っかかる

セイルチェアの背もたれの網目(白)

これは意外な盲点でしたが、背もたれのサスペンションメッシュは、網状構造のため衣服のボタンや装飾が引っかかる可能性があります。

特にシャツの背中にボタンや飾りがついている場合はやや注意が必要です。

これは構造上どうしても起こりうることで、対策としてハーマンミラー純正の「ニットジャケット(背もたれカバー)」が用意されています。

よくシャツや装飾付きの服を着る方は、あらかじめ導入しておくと安心です。


セイルチェアで後悔しやすい人(まとめ)

  • 小柄で座面が高すぎると感じる人(⇒フットレスト検討)
  • ヘッドレスト付きでリラックスも重視したい人(⇒別モデル検討)
  • 背面メッシュに衣服が引っかかる可能性がある人(⇒ニットジャケット活用)

逆に言えば、これらに該当しない方にとっては、セイルチェアはコストパフォーマンスも高く、前傾作業に非常に適したスマートな選択肢となるでしょう。

セイルチェアと他の人気オフィスチェアを比較

正面から見たアーロンチェアリマスタード

アーロンチェアとの違い|座り心地も機能も別ベクトル

セイルチェアと並んでよく比較されるのが、同じハーマンミラーのアーロンチェア(リマスタード)です。

どちらも人間工学に基づいて設計された高性能チェアですが、実は設計思想や座り心地にはかなり違いがあります。

比較項目セイルチェアアーロンチェア(リマスタード)
背もたれ構造フレームレスの樹脂メッシュ固定フレーム付きのペリクルメッシュ
前傾チルト背もたれはソフトなサポート感で自然に前傾できる背もたれのサポート感はやや強め
ヘッドレストなしなし
(公式はなし、サードパーティ製ならあり)
座面の素材ウレタンクッションフルメッシュ座面
価格帯11万円~20万円以上

アーロンチェアは、まさに“オフィスチェアの王様”と呼ばれるような精密な座り心地とフィッティング性能を誇ります。

特に骨盤の前傾維持や正しい着座姿勢を長時間保ちたい人には最適です。

一方セイルチェアは、より軽やかで柔軟性のある動的な座り心地が魅力で、カジュアルな作業スタイルや自宅用にもフィットしやすいチェアです。

硬派なプロモデルに対し、セイルは“親しみやすくて使いやすい一脚”という印象。

シルフィーとの違い|可動域やフィーリングに注目

斜め横から見たオカムラシルフィー(オレンジ)

シルフィー(オカムラ)など、国内の人気チェアとも、セイルチェアはしばしば比較されます。

シルフィーとの違い

  • シルフィーは座る人に合わせて背もたれのカーブを変えられる「バックカーブアジャスト機能」があり、日本人の体型に合いやすい柔軟設計が魅力。
  • 座面の前後スライドやヘッドレスト搭載モデルもあり、機能性は非常に高い。
  • 一方セイルチェアは設計がシンプルで調整項目は最小限。代わりにフレームレスの背面が身体に沿うよう自然にフィットするため、操作なしで快適なポジションに落ち着きます。

どんな人がセイルチェアを選ぶ?

他のチェアと比べてみると、セイルチェアは以下のような方にぴったりです

  • 細かい調整よりも「直感的な座り心地」を重視する人
  • デザイン性や空間との調和を大切にする人
  • 軽やかで自由度の高い姿勢変化を好む人
  • コンパクトなワークスペースに高機能チェアを導入したい人

ハーマンミラー セイルチェアの口コミ・評判まとめ

後ろから見たセイルチェアの背もたれのアップ(赤)

セイルチェアは、ハーマンミラー製チェアの中でも比較的手が届きやすい価格帯と、洗練されたデザインで人気を集めているオフィスチェアです。

一方で、体格や用途によっては「座面が高すぎた」「調整が物足りない」といった声も見られます。

このセクションでは、実際のAmazonレビューを参考に、ポジティブ/ネガティブ両方の口コミ傾向をまとめて紹介します。

※内容は下記商品ページに掲載されたレビューから2025年7月8日時点で確認された情報をもとに構成しています。
Amazon商品ページはこちら


ポジティブな口コミ|デザイン性・背もたれの柔軟性・集中作業への相性が好評

骨盤を立てて自然に座れる感覚が快適
「深めに座ると背もたれの自然なフィット感で骨盤が立ち、長時間でも疲れにくいです。PC作業が多い人にはかなりおすすめです。」

通気性が高く、夏場でも快適
「背もたれがメッシュなので蒸れにくく、夏でも快適に座れます。腰へのサポート感も申し分ありません。」

アームレストや座面の柔らかさもちょうど良い
「アームレストの素材が柔らかめで肘が痛くならない。座面も固すぎず柔らかすぎず、長時間座っていても疲れにくい設計です。」

前傾機能でキーボード作業が快適に
「前傾チルトがあることで、自然に前のめり姿勢になれてタイピングがとてもラクになりました。ストレッチもできて一脚で完結します。」

おしゃれでインテリアになじむ
「シンプルでスタイリッシュな見た目に一目惚れしました。部屋に圧迫感を与えず、デザイン重視の人にもぴったりです。」

コストパフォーマンスも満足度高め
「価格には迷いましたが、ハーマンミラーの中では手が届きやすく、値段に見合う価値は十分に感じられました。」


ネガティブな口コミ|座面高や調整機能の少なさに注意

完全に作業用チェアという印象
「前傾姿勢は取りやすく、作業には向いていますが、リラックス用途には不向き。仕事に集中するためのチェアという印象です。」

異音・軋みが気になることも
「後ろに倒れたときにキーキーという異音が発生。体を動かすたびにギシギシと音がして気になる場面もあります。」

あるわな君

初期不良で異音が気になった人も少しはいるみたいです。

ヘッドサポートがないことへの不満も一定数
「やはり頭を支えるパーツがある方がラク。専用のヘッドレストがオプションであれば星5でした。」

口コミの傾向まとめ|前傾重視のワークスタイルにマッチすれば満足度は高い

観点内容
高評価の傾向デザイン性の高さ/通気性の良さ/前傾姿勢のしやすさ
/背もたれの自然なサポート/座面・アームの快適さ
低評価の傾向リクライニング・ヘッドレスト非搭載によるリラックス性の不足/異音(ギシギシ)/初期不良
総評作業に集中しやすい姿勢や前傾サポートを求める人には高く評価されている一方、リラックス目的や多機能性を求めるユーザーにはやや物足りなさを感じる人も。用途と体格を考慮して選ぶのがポイント。

「長時間のPC作業に向いてる」という声が多く、特にイラストレーターやライターなど“前傾が基本”の職種には強く支持されています。

ただし“休む椅子”を求めている人にはややミスマッチな部分も。

購入前に使用目的を明確にしておくと後悔が少ない一脚です。

ハーマンミラー セイルチェアの基本スペックまとめ

真横から見たセイルチェアの座面

ハーマンミラー セイルチェアは、シンプルながら人間工学に基づいた設計が特徴のオフィスチェアです。

ここでは、公式スペックをもとにサイズ感や対応身長、搭載機能の有無など、購入前に押さえておきたい基本情報を一覧でまとめました。

項目内容
商品名ハーマンミラー セイルチェア(Sayl Chair)
メーカーHerman Miller(ハーマンミラー)
発売時期2011年(Studio 7.5によるデザイン)
サイズ幅730×奥行660×高さ880〜990mm(座面高:425〜530mm)
重量約16kg
対応身長の目安約160cm〜185cm前後(座面高・前傾姿勢とのバランスにより)
背もたれ素材サスペンションメッシュ(Yタワー構造)
座面素材クッション(ファブリック or ビニール)
キャスターナイロン製(カーペット向け)またはウレタン製(フローリング向け)
リクライニング〇(テンション調整・固定なし)
ランバーサポート△(オプションで追加可能)
前傾チルト〇(前傾ポジション対応)
ヘッドレスト×(非対応)
アームレストモデルにより調整機能の有無あり(固定/高さ調整/フルアジャスタブル)
組み立て完成品出荷(工具不要)
保証期間最大12年間(ハーマンミラー正規保証)
国内正規販売価格約100,000円〜140,000円前後(仕様により変動)
セイルチェアの基本情報

ヘッドレスト非搭載に注意

セイルチェアは「前傾作業をサポートする設計」がベースのため、ヘッドレストは非対応です。

リラックスした後傾姿勢を求める方や、ヘッドサポートが必須な方は、ミドル〜ハイバック仕様の別モデルを検討したほうが良いでしょう。

ハーマンミラー製だからこその安心感|最大12年の長期保証付き

セイルチェアの背もたれを手で捻る様子

セイルチェアを選ぶうえで見逃せないのが、ハーマンミラーの「最大12年間の製品保証」です。

国内で流通しているオフィスチェアの多くは、保証期間が1〜3年程度にとどまる中、セイルチェアは正規販売ルートを通じて購入すれば12年間の長期保証が適用されます。

これは、耐久性や品質に対するハーマンミラーの自信の表れとも言えるポイントです。

ハーマンミラーの保証の特徴

  • 期間:最大12年間(正規代理店購入時)
  • 対象:機構部・構造部品・キャスターなど主要構成部品
  • 対象外:張地の摩耗や故意の破損などは非対象

なぜ保証が重要なのか?

高機能チェアは長時間使用するものだからこそ、長期的な安心感が重要です。

仮に10万円近い価格でも10年以上使えるのであれば、月あたり1,000円未満でプロ仕様の座り心地が得られることになります。

購入時は「正規販売ルート」か要確認

Amazonや楽天市場などでもセイルチェアは購入できますが、保証対象となるのはハーマンミラー正規代理店を通した販売品のみです。

保証書の有無・販売元の信頼性は必ず確認しましょう。


ポイントまとめ

「毎日長時間使うオフィスチェアだからこそ、“保証の長さ”=“安心の長さ”」
セイルチェアは、ただのデザインチェアではなく、“長く使う前提で作られた道具”としても高く評価されています。

セイルチェアのレビューまとめ

セイルチェア(赤)のアップ

セイルチェアを実際に試座・比較・検討してみて感じたのは、
「ハーマンミラーらしさ」が、価格以上にしっかり詰め込まれた一脚だということです。

特に印象的だったのは、背もたれのフレームレスな柔らかさ前傾チルトの自然なサポート感

どちらも、実際に座って初めてわかる感覚で、レビューを読んでいるだけでは伝わりにくい魅力です。

見た目の美しさやカラーバリエーションの豊富さはもちろん、「座ることがストレスにならない」という点でも、日常的に使うワークチェアとして非常に完成度が高いと感じました。

セイルチェアが向いている人

  • 長時間のPC作業・執筆・イラストなど「前傾作業」が多い
  • インテリアとの相性を重視し、おしゃれなデスク環境を作りたい
  • ハーマンミラー製チェアをコスパ良く導入したい

逆に注意しておきたい点

  • 身長が低めで、座面高が合いにくい方(155cm未満)はフットレストが必要になる可能性あり
  • リクライニングで深くくつろぎたい方にはやや物足りない(ヘッドレストなし)
  • ランバーサポートやアームレストの調整機能はシンプル設計

総評

「直感的にフィットする心地よさ」と「空間になじむ美しい佇まい」

その両方を求める方には、セイルチェアは非常に満足度の高い選択肢です。

初めて高機能チェアを導入する方にもおすすめできますし、すでにアーロンチェアなどを所有している人の、“よりコンパクトな2台目”としても、十分な価値を発揮するでしょう。

セイルチェアをお得に買うなら?ネットで安心して購入できるおすすめサイト

デスクに設置されたセイルチェア(白)

セイルチェアは10万円前後と高価なアイテムだからこそ、「どこで買うか」が後悔しないためのカギになります。

地方在住で試座が難しい方や、なるべく安く・安心して買いたい方に向けて、2025年現在おすすめの購入先を厳選してご紹介します。

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あるわな君

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