この記事はアーロンチェアと並んで世界的に有名なスチールケース社の代名詞的オフィスチェア
Leapチェア(リープチェア)を紹介します。
座りながらも上半身が動かせる、背骨や腰に優しいオフィスチェアを探している人は是非チェックしてみてください。
目次
特徴

この記事で紹介するのはリープチェアでも2006年にモデルチェンジされた「リープチェアV2」というモデル。
こちらが現行モデルですので、今購入するなら初代モデルを買うよりかはこちらを購入した方が良いでしょう。
腰へのサポートの強度が調節出来る

リープチェアといえばこのライン状のランバーサポート。
「リクライニング反力強度調節」によって腰のランバーサポートを上下に動かして張力を調節し、腰への強度を自分で設定する事が可能に。
ユーザーの体格や好みの張力で背中の自然なカーブのサポートを作り出し、快適にリクライニング姿勢をとることができます。
ライフバック/柔軟性のある背もたれ

Leapは「人の背骨を真似る」世界初のチェアと言われている通り「ライフバック」という背もたれを上下独立して調節できる機能によって、一人一人異なる背骨をサポートするように形状が変化してくれます。
背もたれの上部は柔軟性のある造りになっており、体を大きく反らせると背もたれが追随。
これによって全身に行き交う血液か常にスムーズに流れます。
仕事に疲れたら上半身をストレッチして体が同じ体勢で固まってしまう事を防いだり、座りながらの振り返り作業がより楽に行えるようになるでしょう。
1日中健康的なサポートを得られますよ。
座面・足への負担の少ない座り心地
座面の前部分はあそびが作られており、太ももの血流へ圧がかかる事を防ぎます。
ふくらはぎから太ももは第二の心臓と言われていますから、この部位にストレスが少なくなることで体全体の疲れにも影響してきます。
また、体勢にあわせて座面をスライドさせて前後移動させる事が可能。
自由に調節出来るアームレスト
アームレスト(肘掛け)が上下前後左右と非常に自由に動いてくれるのでその都度用途にあわせてあなたのベストな位置で膝を置く事が可能です。
生産性も向上?
こういった快適な座り心地への追求によって、スチールケースの行ったリープチェアを使っての
人間工学トレーニングを受けた被験者は最大8%の生産性が向上したという記録も残っています。
詳しい調節方法はこちらの公式動画でご確認下さい
Leap chair – adjustability
Steelcase
実際に試座してみた感想

見た目
お値段は10万円台と高級オフィスチェアの部類に入りますが、この値段帯の割りには比較的高級感はあまり感じないシンプルなデザイン。
ただチェアを動かしてみるとその重量感から高性能オフィスチェアである事はしっかりと伝わって来ます。
個人的にはホワイトクロスがシンプルで落ち着いていて好みです。
見た目に特筆すべき事がないと言ってしまうとアレですが、丸みがあり無駄がなくシンプル、良くも悪くも主張し過ぎない高級オフィスチェアといえるでしょう。
座り心地
このお値段だけあって、しっかりとした安定感はちょっと座っただけでも実感する事が出来ますが、その中でも特に腰周辺をはじめとした背もたれのサポート能力がしっかりしている印象。
個人的に一番気に入ったのは体を沿ったときの背もたれの追随具合で、まっすぐ反っても、左右に反っても
背もたれがとても素直について来てくれる柔軟な感覚は非常に優秀です。
これは「ライフバック」機能で背もたれが個人の背骨にしっかりあわせてくれていることと、リクライニングしている時に座面がが前方にグライドする「ナチュラルグラインドシステム」で背骨にかかる負担を軽減している事も大きいのでしょう。
リープチェアを試し座りする場合は、是非背もたれに注目してみてください。
一方、座面は厚みがあるので夏場は環境によっては蒸れるかもしれません。
肘パッドも少し弾力がある造りになっており、パッドが硬過ぎて肘や腕への負担がかかる事を防いでくれそうです。
4Dアーム(上下前後左右動く肘掛け)なのも高ポイント。
快適な位置に肘を置いて作業出来るのでパソコン作業が出来るので仕事が捗りそうです。
海外の評価(翻訳)
世界的に有名なオフィスチェアだけあって海外のレビューも多かったのでその内のいくつかを紹介したいと思います。
☆☆☆☆☆の評価
ポジティブ:この椅子はとても快適だ、キャスターで簡単に移動でき、しっかりと作られているようだ。
肘掛けは調節可能で、狭いシートを好む人と広いシートを好む両方の人に合うんだ。
この椅子は人間工学的の安全にフォーカスを当てたい会社にとって、良い人間工学的の選択をさせられる
調整機能がたくさんあるんだ。
ネガティブ :1つだけ。 私はあまり背が高いわけではないが、この座面は私にとって少しだけ低いんだ。
座面を最大の高さに調整しても、床からわずか45.72cmの距離なのさ。
足が長い(または膝が悪い)人は、もう少し高い方がいいと思うかもしれない。
チェアはすでに組み立ててあった。 なんてすてきな驚きだ!
☆☆☆☆☆の評価
たくさんの(安い)オフィスチェアを使って来て、それらに背中や足の負担を減らすために背中のサポートや他のクッションを付け加えた後、私はついに質の高いチェアにお金を使うことにしたんだ。
今でも、たった数日使用した後でも、なぜこのチェアに5つ星のレビューがたくさん寄せられたのは明らかだ。
非常に高品質で、加えてハイクオリティ+高さ、角度、アームレスト、チルト、バックサポートなどを調整する全ての機能(リープチェアの動画を観てくれ)は、これだけの価値があるよ。
☆☆☆☆☆の評価
私は数年前からこの椅子を持っているんだが、素晴らしいと言わざるを得ないね。
肘同様、腰は常に支えられている。 その結果、肩はリラックスし腰部の圧迫が起こらないんだ。
私の体はただ座っているのが嫌いなことからも、椅子の上でもとてもせっかちな人のようだ。
この椅子は素晴らしいよ。
私は平均して一日に数時間座って、残りの時間はスタンディングデスクを使っているよ
☆☆☆☆の評価
いくつかの小さな欠陥があってもこのチェアが気に入っているよ
(同じ高さにした時に片方の肘掛けが、もう片方の位置よりわずかに高いんだ)。
それがデザインなのか組み立て時の問題なのかはわからない。
とにもかくにも、速やかに到着し、そして奇麗に包装されていたよ。 また買うだろう。
☆☆☆☆☆の評価
1日8時間座るのには十分な心地よさだ。 過去にはハーマンミラーのアーロンを愛用していたんだ。
彼らはお互いに非常に異なっていてどちらが好きかはよくわからないが、両方とも本当に痛い背中を楽にしてくれたよ。
海外のレビュー数は100件以上で星5つが59%と、半数以上が満足している様で、
全体的には「快適」と言う言葉が目立ちました。
背中や腰の痛みがなくなったり軽減したというレビューがかなり沢山集ってた印象です。
その他、座り心地と一緒に細かい調整機能が評価されている様ですね。
シートは座面背もたれ共に人によっては少し硬いと感じる人もいる様ですが、逆に柔らかいと言っている人もいるので体格の問題かもしれません。
マイナス評価は高級オフィスチェアでもたまに見かける初期不良による物が多かった印象を受けましたが、返品交換への対応は比較的迅速のようです。
リープチェアは中古もおすすめ
またリープチェアに関しては中古でも多く出回っており、中古なら大体3万円〜で購入する事も可能です。もちろん保証は受けられないのではずれを引いてしまうと損はしますが、それでも10万円台のリープチェアが3万円台で購入出来るのは魅力的ですね。
もし3万円台でオフィスチェアを探していて中古品に抵抗がないって場合は中古で状態の良いリープチェアを買うという方法もアリかもしれません。
こちらに関する記事もまた後日に更新したいと思います。
まとめ
リープチェアはこんな人におすすめ
というわけでリープチェアはこんな方におすすめです。
- 腰から背もたれの快適なサポートのオフィスチェアを求めている人
- 仕事中上半身を良く動かす人
- 仕事の生産性を上げたい人
- シンプルなオフィスチェアを探している人
個人的には背もたれの能力が非常に好印象のオフィスチェアでした。
快適な背もたれの作業用オフィスチェアにこだわっている人は候補に入れても良いでしょう。