AKRacing Pro-X V2レビュー!組み立ては大変?最安値やセールで安く買う方法

AKRacing Pro-X V2ゲーミングチェアのレビュー記事。組み立ての注意点や耐久性、座面交換、セールでの最安値購入方法を解説

「長時間ゲームやデスクワークをしても疲れにくい椅子が欲しい」
「せっかくなら耐久性や快適性も備えたハイグレードモデルを選びたい」

そんな方に注目されているのが、AKRacingの上位モデルPro-X V2(プロエックス V2)です。

広めの座面と厚みのあるクッション、調整幅の広い4Dアームレストなどを搭載し、シリーズの中でも特に快適性と耐久性を重視した設計。

あるわな君

値段は高めですが、「安物買いで後悔したくない」という人に選ばれているモデルです。

一方で口コミを見ると──

「組み立てが大変だった」
「サイズが大きすぎて合わなかった」
「セールを待てばよかった」

といった注意点も少なくありません。

そこで本記事では以下のポイントを中心に、レビューや比較情報を交えて詳しく解説していきます。

  • Pro-X V2の基本性能と耐久性の特徴
  • 実際に使ってわかったレビュー・使用感
  • 組み立てやすさと注意点
  • PREMIUMとの違いと選び方
  • セールや最安値で購入する方法
  • Pro-X V2がおすすめなユーザー層

「AKRacing Pro-X V2は本当に自分に合うゲーミングチェアなのか?」

この記事を読めば、その答えが見えてくるはずです。

まずは、AKRacingの他のモデルを知りたい・比較したい人は下記の記事をチェックしてみてください。

目次

Pro-X V2の基本性能と耐久性

正面から見たAKRacing Pro-X V2(ブルー:公式より引用)
ⒸAKRacing / AKRacing公式より引用

AKRacing Pro-X V2は、上位モデルらしく快適性と耐久性を重視した設計が特徴です。

基本スペック

AKRacing Pro-X V2の製品寸法(公式より引用)
ⒸAKRacing / AKRacing公式より引用
項目内容
商品名AKRacing Pro-X V2
材質PUレザー
リクライニング最大180°
ロッキング機能12°
アームレスト4Dアームレスト
(上下・前後・左右・角度)
オットマンなし
(別売対応)
座面厚み約13cm
(NITRO・OVERTUREより約3cm厚い)
最低座面高約45cm
耐荷重150kg
価格税込 58,384円
(Amazonの場合・2025年時点)
PRO-X V2の基本性能

耐久性を高める設計

  • 座面厚み13cm
    NITROやOVERTUREよりも約3cm分厚く、長期的に使ってもヘタりにくい構造
  • 150kg対応のスチールフレーム
    大柄な体格でも安心して使える強度設計
  • アルミ脚の滑り止め加工・キャスターストッパー
    細部まで安定性と安全性を意識
  • 座面交換が可能
    万一クッションが劣化しても座面パーツ買い替えて交換対応でき、長期利用に適している

快適性を支える仕様

4Dアームレスト

真横から見たAKRacing Pro-X V2の4Dアームレスト

上下・前後・左右・角度の4方向で調整可能です。

上位モデルらしい柔軟な調整機能を搭載。

カラー展開

AKRacing Pro-X V2のカラーラインナップ(公式より引用)
ⒸAKRacing / AKRacing公式より引用

カラーはブラックを基調にした5種類から選べます。

  • グレイ
  • オレンジ
  • レッド
  • ブルー
  • ホワイト

Pro-X V2レビューと使用感

家電量販店の店頭に並ぶAKRacing Pro-X V2
店舗の許可を得て撮影・掲載しています。

実際にPro-X V2に座ってみると、まず感じるのは厚みのある座面が生み出す安定感です。

数字としては座面が13cm厚と説明されますが、体感的には沈み込みすぎず、しっかり支えられている印象があります。

長時間作業しても腰やお尻の負担が少なく、安心して座り続けられます。

ゆとりある座り心地

AKRacing Pro-X V2の座面のアップ

座面の両端は前方にかけて緩やかに傾斜しているため、NitroやWolfのような強いホールド感はなく、太ももが圧迫されにくい設計。

「ゆったり座りたい人向け」という感覚が強く、長時間作業中も自然に姿勢を変えやすいのが特徴です。

安定感のある180°リクライニング

180°リクライニングしたAKRacing Pro-X V2(公式より引用)
ⒸAKRacing / AKRacing公式より引用

AKRacingといえば180°の深いリクライニング。

Pro-X V2は頑丈なアルミ脚を採用しているので、最大まで倒してもしっかりした安定感を感じることができました。

真横から見たAKRacing Pro-X V2(引き)

アームレストの調整で感じた使いやすさ

AKRacing Pro-X V2の4Dアームレストのアップ

4Dアームレストはスペックとしては上下・前後・左右・角度の調整が可能。

実際に触ってみると調整はスムーズで、作業姿勢に合わせて肘を支えられる自由度を感じられます。

  • タイピング時は少し前に出す
  • ゲームコントローラー操作時は角度を内側に寄せる

など、シーンごとに最適化できるのは上位モデルならではの快適さです。

他モデルでも、別売りの4Dアームレストの取り付けは可能です。

身長との相性

AKRacing Pro-X V2のヘッドレスト

筆者(175cm)が使った場合は座面高・ヘッドレスト位置ともに問題なくフィットしました。

一方で、161cm前後の小柄な人だと足が床に届きにくいという口コミもありました。

165cm未満ならフットレストを併用した方が快適になる可能性があります。

座面交換ができる安心感

AKRacing Pro-X V2の座面パーツ(公式より引用)
ⒸAKRacing / AKRacing公式より引用

以前はクッションの劣化=買い替えというケースもありましたが、現在は座面パーツが販売されているため交換が可能になりました。

そのため、長期的に見ても「買って終わり」ではなく、パーツ交換しながらより長く使える椅子になった点は大きなメリットです。


まとめると、Pro-X V2は「座面の厚みがもたらす安定感」「ゆったり座れる設計」「自由度の高いアームレスト」が大きな魅力。

あるわな君

特に175cm以上で大柄な体型の人、長時間作業する人にとって、安心して使える上位モデルだと感じました。

Pro-X V2の組み立ては簡単?不安な人への対処法

正面上から見たAKRacing Pro-X V2(グレイ)

AKRacing Pro-X V2の組み立ては、基本的に他のAKRacingシリーズ(Nitro・Overture・Wolfなど)と同じ流れです。

座面と背もたれを固定し、ガスシリンダーと脚部を組み付けるだけのシンプルな構造で、特別難しい工程はありません。

組み立ての流れ(簡潔版)

  1. 脚部にキャスターを差し込む
  2. ガスシリンダーを脚部に設置
  3. 座面にアームレスト・背もたれを固定
  4. 座面をシリンダーに取り付けて完成

AKRacingの公式サイトで、各モデルの組み立てマニュアルの確認が可能です。

参考:AKRacing公式サイト 組み立てマニュアル
https://www.akracing.jp/manual

あるわな君

公式の説明書を見ながらスムーズに進められれば、1人でも40〜60分程度で完成可能です。

注意点:重量があるため1人作業は大変

Pro-X V2は座面クッションが厚く、全体の重量もAKRacingの中では重め。

部品を持ち上げて取り付ける際は力が必要になるため、以下のような人は2人で組み立てると安全かつスムーズです。

  • 力に自信がない人
  • 狭い部屋で作業する人

組み立てが不安な人への解決策

「高いモデルなのに自分で組み立てるのは不安」という声も少なくありません。

その場合は以下の方法が安心です。

AKRacing公式サイトの組立・設置サービス

  • 本州・四国・九州:税込5,000円
  • 北海道:税込10,000円
  • 沖縄:税込20,000円

自宅に完成品が届き、すぐに使える!

家電量販店や家具店の有料組立サービス
→ ネット通販より少し高めですが、配送と組立をまとめて依頼できる場合もあります。


組み立て自体はシンプルですが重量があるため一人では大変なこともあります。

あるわな君

不安な人は公式サービスを利用すれば、届いたその日から快適に使えるのもAKRacing製品の安心ポイントです。

Pro-X V2とNitro・Overtureの違い

左:AKRacing Nitro、右:AKRacing Pro-X V2
左:AKRacing Nitro
右:AKRacing Pro-X V2

AKRacingのラインナップの中で、スタンダードモデルにあたるのがNitroOverture

それに対してPro-X V2は上位モデルとして位置づけられています。

ここでは概要を簡単に整理します。
詳しい比較や選び方は以下の記事で解説しています。

3モデルの主な違い

  • Nitro
    エントリーモデルの中心。フィット感が強めで、小柄〜標準体型向け。価格はシリーズの中で最も手頃。
  • Overture
    NITROとほぼ同等の基本性能だが、座面幅が少し広めで、カラー展開が豊富。デザインで選びたい人に人気。
  • Pro-X V2
    上位モデル。アームレストが4D仕様で調整幅が広く、座面も厚め。価格は高めだが、耐久性や快適性が充実。

比較表で見る位置づけ

モデル名アームレスト特徴価格(税込・Amazon)
Nitro1D(上下のみ)フィット感重視/標準体型向け約48,283円
Overture1D(上下のみ)NITROに近い性能+
カラー展開豊富
約50,298円
Pro-X V24D(上下・前後・左右・角度)上位モデル/
調整機能と耐久性が充実
約58,384円

より詳しい比較ポイントや選び方を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事

PRO-X V2の口コミ・評価まとめ

座面から背もたれに向けて撮影したAKRacing Pro-X V2

AKRacing Pro-X V2は、上位モデルらしい耐久性と快適性が高く評価されています。

ここではAmazonレビュー(2021〜2025年)を参考に、良い口コミ・悪い口コミの傾向を整理して紹介します。

ポジティブな口コミ|耐久性・座り心地・快適性で高評価

長年使っても劣化が少ない
「購入から2〜3年経ってもクッションがへたらず、表面の劣化も少ない。値段相応に長持ちしていると感じる」

安物チェアと比較して別格の品質
「以前は1〜2万円の椅子を使っていたが、1年もたたずに表面が剥がれた。PRO-X V2は全く別物で、耐久性と座り心地に大満足」

座り心地が快適で仮眠にも使える
「180°リクライニングで快適に休める。気持ちよくて寝落ちしてしまったこともある」

肘掛けが柔らかく工夫されている
「アームレストは指で押すと沈む柔らかさで、肘に体重をかけても痛くなりにくい設計」

クッションの厚みと反発力
「安価なチェアに比べて分厚くフカフカ。柔らかさと適度な反発力のバランスがよく、長時間座っても疲れにくい」

腰への負担が軽くなったと感じる声も
「長時間ゲームで腰痛に悩んでいたが、座ったときのフィット感で体の負担が軽くなったと感じた。※体格や姿勢により個人差あり」

品質重視で選んで正解
「ゲーミングチェアは処分も大変なので、長く使える品質を重視してAKRacingにして良かった」


良い口コミを総合すると

  • 長期間使用でも劣化しにくい耐久性
  • 厚みのあるクッションと快適な座り心地
  • アームレストやリクライニングなど細部の工夫
  • 安物チェアとの差が大きい品質感

が特に高く評価されていました。

ネガティブな口コミ|蒸れやすさ・組み立て・サイズ感に注意

PUレザーの蒸れやすさ
「夏場は座面や背もたれが蒸れやすい。通気性は期待できないので注意」

小柄な人には座面が高い
「身長161cmでは足が床に届かず、フットレストを追加で購入した。165cm未満だと合わない可能性あり」

組み立てが大変に感じる場合も
「座面と背もたれのネジ穴を合わせるのに苦労した。1人でも可能だが、2人で組む方がスムーズ」

アームレストの高さが足りないことも
「机の高さ74cmで使ったところ、アームレストを最大にしても少し低い印象」

細かい初期傷が気になるケースも
「到着時に擦り傷のような跡が2箇所あった。性能には影響ないが気になった」


ネガティブな口コミを総合すると

  • 通気性・蒸れやすさ(PUレザーの宿命)
  • 小柄な人には高さが合わない可能性
  • 組み立ての手間
  • アームレストの高さをチェック

が注意点として挙げられていました。

Pro-X V2はどんな人におすすめか

デスクに配置されたAKRacing Pro-X V2(公式より引用)
ⒸAKRacing / AKRacing公式より引用

口コミや実際のレビューを踏まえると、AKRacing Pro-X V2は以下のような人に特に向いているモデルです。

Pro-X V2をおすすめしたい人

  • 175cm以上の中〜大柄体型の人
    座面高が最低45cmと高めの設計で、背もたれやヘッドレスト位置も高め。
    大柄な体格にフィットしやすい。
  • 長時間ゲーム・在宅ワークをする人
    座面が厚く弾力性があるため、毎日数時間座ってもヘタリにくい。
    耐久性を重視する人に最適。
  • アームレストの調整幅を重視する人
    4Dアームレスト搭載で、キーボード操作やゲームコントローラー操作、リラックス姿勢など多様な用途に対応可能。
  • 安物で後悔したくない人
    1〜2万円のゲーミングチェアに比べて耐久性・座り心地の差が大きい。
    長期的に使うなら投資価値あり。

逆におすすめしにくい人

  • 身長165cm未満の小柄な人
    足が床に届かず、姿勢が安定しにくい可能性あり。
    フットレストを併用すれば対応できるが、NitroやOvertureの方が合いやすい。
  • 蒸れに敏感な人
    PUレザーのため夏場は蒸れやすい。
    通気性重視ならファブリック素材の「Wolf」がおすすめ。

ちなみに、

体系的にPro-X V2が合わない人でも、エントリーモデルに別売りの4Dアームレストを取り付けることで、座り心地を維持しながら調整機能を上げることもできます。


まとめると、Pro-X V2は 「大柄体型で長時間使用する人向けの上位モデル」

あるわな君

特に、安定感と耐久性、そして多機能アームレストを求める人には最適な選択肢です。

Pro-X V2のお得な購入方法

店舗に展示されたAKRacing Pro-X V2(グレイ)

AKRacing Pro-X V2は上位モデルということもあり、価格は約58,000円前後と高めです。

だからこそ、購入先を選ぶときは価格・サービス・サポートのバランスを意識するのが大切です。

Amazon|セール時に最安値を狙いやすい

結論から言ってしまうと、個人で一番オススメはAmazonのセールを狙う方法です。

  • Amazonの販売はAKRacing Japan公式ストアが出店しており、安心して購入できる
  • プライムデー・ブラックフライデー・タイムセール祭りでは数千円〜1万円近くの値引き実績あり
  • 送料無料&最短翌日配送に対応
  • レビュー数が多く、購入前に実際の使用感を確認しやすい
あるわな君

総合的に見て、価格・納期・信頼性のバランスが最も取れている購入先です。

AKRacing公式サイト|組立・設置サービスが安心

  • 有料オプションで「組立・設置サービス」に対応
  • 法人・団体向けにまとめ買い割引あり(条件により最大20%オフ)
  • メーカー直販のため購入後のサポートも安心
あるわな君

組み立てに不安がある人、法人やオフィスでまとめて導入する場合は公式サイトが最適です。

Kagg.jp|最安値保証制度で価格調整が可能

  • オフィス家具を専門に扱うECサイトで、AKRacing正規販売店
  • 最安値保証制度あり:他店より高い場合は申請で値下げ対応
  • 法人やSOHO向けにも人気で、納品対応が丁寧
  • 比較的在庫が安定しており、カラーバリエーションも選びやすい
あるわな君

とにかく最安値で購入したい人、法人導入を検討している人におすすめです。


購入先特徴向いている人
Amazonセールで最安値を狙える/配送が早い価格と利便性を両立したい人
AKRacing公式サイト組立サービスや法人割引あり/
サポートが手厚い
組立が不安/オフィスでまとめ買い
Kagg.jp最安値保証制度あり/法人導入にも強いとにかく安く買いたい人

Pro-X V2は決して安い買い物ではありませんが、耐久性や快適性を考えると長期的に見てコスパの高い上位モデルです。

あるわな君

自分に合った購入先を選び、快適なゲーム・作業環境を整えてみてください。

NITROやOVERTUREとの違いを詳しく知りたい方は以下の記事も参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

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