12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.14』に参戦する事が発表され、
その後も中止かと思ったらやっぱりエキシビションマッチという名目でRISE世界フェザー級王者・那須川天心選手と
試合をする事が決定したプロボクシング世界5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jr選手(アメリカ)。
出場する選手たちの個別インタビューが、29日(土)都内で行われましたが、私が注目したのはメイウェザー選手が座っていた赤と黒の「椅子」です。
Yahoo!ニュース
【RIZIN】メイウェザー来日後すぐに会見「3Rなら寝ていても出来る。KOやダウンの心配は全くしていない」(イーファイト)https://t.co/koCQ7XzeSV#RIZINFF #RIZIN2018 #RIZIN14— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) December 29, 2018
メイウェザー選手が座っていた椅子はゲーミングチェア
ご存じない方に説明すると、このレーシングシートのような椅子は最近話題の「ゲーミングチェア」と言って、
その名の通り、長時間ゲームをするゲーマーが座り続けてもストレスなく快適に正しい姿勢で使える様に開発された椅子で、現在ゲーマーを中心にすごい売れている商品です。
メイウェザー選手が座っていたのはAKRacing(エーケーレーシング)のゲーミングチェアで、
各国のeスポーツ競技大会でも確固たる地位を築いている非常にメジャーなゲーミングチェアブランドです。
記者会見という場所でゲーミングチェアにメイウェザー選手が座っていた事に少し驚いてしまいましたが、
なぜ格闘技の記者会見の椅子がゲーミングチェアだったのか調べてみたところ、2017年にこのゲーミングチェアのメーカーであるAKRacing(エーケーレーシング)とRIZINが「AKRacing×RIZIN」としてコラボをしているのでおそらくその関係で使われたようです。
2017年のコラボの際にはRIZINで活躍しているRENA選手や那須川天心選手らをフィーチャーしたプロモーションムービーも制作しています。
この動画は公開が終了して観られなくなりましたので削除しました。
[AKRacing] 公式PV – RIZIN 営業3課 完全版
tekwindテックウインド
ユニークな構成ながらゲーミングチェアの特徴もしっかり伝えていて結構いい出来です。
試合を観に行った事がないのでわからないですが試合会場などで流されていたのかもしれませんね。
それはそうと、ゲーミングチェアという名前ですが、オフィスチェアとしての性能も持ち合わせているので、
ゲームユーザーだけでなくこういったオフィスでの勝つようにも向いているという風にも売り出したい気持ちはあるでしょう。
メイウェザー選手が座っていたモデルは?
今回メイウェザー選手が座っていたモデルはAKRACING ゲーミングチェア PRO-X-REDです。
Amazonなら52,800円(2018年12月現在)で購入可能。
高機能なものになると10万円くらいのオフィスチェアの世界で考えると中堅くらいのお値段ですが、Amazonでの評価は結構良い様です。
ゲーミングチェアはほとんどのメーカーが届いたら自分で組み立てる必要があるので、そういった面などでコストカットしているところはあるでしょう。
AKRacing Pro-Xシリーズは、内部メタルフレームの再設計により、横幅550mm,背もたれ部の高さ950mmのゲーマーに向けて最適化された造りとなっており、ホールド感のあるNITROシリーズに比べ、よりゆったりとした座り心地をもたらします。
と説明されてある通り、体格の大きい格闘技の選手の記者会見に使うにはまさにベストなモデルだったと言えます。
このお値段で4Dアジャスタブルアームレスト(上下・前後・左右、角度調整が可能な肘パッド)が付いているのはやはりゲーマーの事を考えているからこそでしょう。
その他、高さ調節、背もたれ調節、ロッキング機能、ヘッドレストやランバーサポートも備えオフィスチェアとしての機能は大体揃ろっています。
先程述べたように、長時間の作業を行うクリエーター向けのオフィスチェアとしても使えそうです。
2019年2月21日追記:ゲーミングチェアPRO-Xを体験してきました!
詳しくは下記のリンクをご覧ください。
まとめ
プロレスラーや格闘技の選手はゲーム好きが多いですからこういった方向からのアプローチは結構効果がありそうです。
なによりゲーミングチェアはレーシングカーの運転席を連想させるような非常に男らしい造りですから、記者会見でメイウェザー選手や那須川天心選手が座っていた椅子!とった感じで格闘技好きの人に対して非常に印象に残す事に成功したのではないのでしょうか?
快適にゲームをする為に生まれたゲーミングチェアですが長時間の格闘技観戦にも向いていると言えるでしょう。