あなたのオフィスチェアはフローリングを傷つけていませんか?
フローリングに何も敷かないでナイロンキャスターを使うとキャスターの痕が付いてしまったり、フローリングに傷が付いてしまうなんて事もありますから注意が必要です。
ナイロンキャスターならオフィスチェア用のカーペットを購入して椅子の下に敷けば問題なく使用出来るでしょうが、中にはいっその事、「フローリングに適したキャスターに交換してしまいたい」という人もいるでしょう。
この記事では、オカムラ製オフィスチェア用のオプションパーツのウレタンキャスターとサンワサプライ製のウレタンキャスターを紹介。
そのメリットとデメリットもお伝えたいと思います。
フローリングで使用している人やフローリングの傷が気になる人はマストアイテム!
オリジナルで使用している車輪部分が破損してしまったので新しく購入したいという人も是非ご覧ください。
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シリーズに対応したキャスターを選ぼう
キャスターの種類は大きく分けるとナイロン、ゴム、ウレタンの3種類。
それぞれのキャスターによって適している使用環境があります。
- ナイロン/カーペットなどの床
- ゴム/Pタイルなどの硬い床
- ウレタン/フローリングなどの床
上記のように使用環境にあったキャスターを使わないと、結果的に床を傷つけてしまう事に…
ウレタンキャスターはフローリングに適したものになりますが、カーペットでも問題なく使用出来ます。
まず最初に紹介するオカムラ製のウレタンキャスターはシリーズに合わせてG93107XとG93381X-OG10の
2種類あります。
オカムラ ウレタンキャスター G93107X
対応シリーズ
- コンテッサ セコンダ
- コンテッサ
- サブリナ
- デューク
オカムラ ウレタンキャスター G93381X-OG10
対応シリーズ
- バロン
- シルフィ
- ゼファー
- フィーゴ
- エスクード
- カロッツア
- ヴィスコンテ
- プティート
- CG-R
- コーラル
- アトラス
- スラート(樹脂脚)
- オムネス(樹脂脚)
シリーズに適したキャスターを購入しないと取付けられない事はないと思いますが、キャスターがすぐに壊れてしまったりなんて事になりかねないので注意しましょう。
他には、サンワサプライがウレタンキャスターを扱っています。
こちらの方がお値段も安くオカムラの差し込み式のキャスターでも使えると言った意見もあるのですが、微妙に適応穴直径が違いますしオリジナルとキャスターのデザインが異なります。
オカムラユーザーであれば純正品であるG93107XかG93381X-OG10を選んだ方が懸命でしょう。
サンワサプライ SNC-CAST3 大型ウレタンチェアキャスター
直径60mmの大型キャスター用。
お値段は非常にお買い得です。
サンワサプライのキャスターはサンワサプライ製のオフィスチェアの取り替え様キャスターとして販売されていますが、アーロンチェアやエルゴヒューマン、ゲーミングチェアなど他高級チェアメーカーの利用者も多い様です。
しかしながら、こちらは特に対応シリーズが記載されていない以上、合わない可能性もあるので自己責任という事になるでしょう。
サンワサプライ OAチェア用ウレタンキャスター SNC-CAST
こちらはさらにお安く購入出来るサンワサプライ用OAオフィスチェアキャスター。
こちらもアーロンチェアなど他のメーカのチェアでも快適に使用出来たと言った声もありますが、対応チェアとして名前が記載されていない以上、自己責任になります。
取付け方法
取り外しは基本的にどれもイスを倒してキャスターを引っこ抜くだけ。
指を挟まないように注意しながら、グリス油のようなものが付いている事があるので、軍手などを使った方が手を汚さずに引き抜けます。
力一杯引き抜きましょう。
どうしてもきつくハマり過ぎていて引き抜けない時は、マイナスドライバーを使い「てこの原理」でこじってあげると上手く引き抜けるようです。
取り付けも非常に簡単で、力一杯押し込むだけ。
取り付けの際にはグリスを付けても良いでしょう。
利用者の声、メリット・デメリット
利用者の声、メリット・デメリットをまとめてみました。
利用者の使用環境によってメリットとデメリットで正反対の意見もあります。
メリット
まずはメリットから見てみましょう。
- フローリングに傷がつかなくなった。
- 取り付け簡単。5分〜10分あれば終わる。
- 動作音が静かになった / 騒音対策になる。
- 動きが良くなった。
- キャスターの無駄な転がりが少なくなった。
- Amazonで購入した方が公式で買うよりコスパが良い!
- 思ったより長持ちしている。
- カーペットでも普通に使える
- 純正品なので安心して使用出来る(オカムラユーザー)
デメリット
続いてデメリット。
- 全てのフローリングに傷がつかなくなるという訳ではない
- ウレタンキャスターは経年劣化がある
- 取り替えキャスターが5つもいらない。
- 取り外す時に力が必要。
- 純正品じゃない場合、車輪の大きさによって高さが変わる可能性がある。
ご覧の通り、取り替える事によるメリットが沢山ある事がおわかり頂けると思います。
フローリングに対する傷は改善した人が沢山いた様ですが、お住まいのフローリングの材質によってはウレタンでも傷が付いてしまう人はいる様です。
取り替え用キャスターは1つから販売して欲しいというレビューもありましたが、大体1つ壊れたら他のも経年劣化が進んでいる可能性が高いので持っておいても損はない様に感じます。
ウレタンキャスターの経年劣化について
ウレタンは加水分解や床のコーティング剤などによる痛みが出やすい素材。
いずれは経年劣化で壊れる事があるかもしれませんが、取り替えてから10年以上は持っている人が沢山いるようなので十分お値段なりの役割を果たしていると言ってもいいかと思います。
オカムラ以外のオフィスチェアでも使える?
レビューによるとオカムラ製意外の替えキャスターとして利用している人も沢山いる様です。
規格品なのでソケットの規格が合致すればどのメーカーでも利用出来るという理屈なのですが、それでも微妙に適応穴直径が違うので最後は自己責任になります。
オカムラユーザーでもG93381X-OG10とG93107Xでコマの直径が違うのでオリジナルの直径に近い方を選んだ方がより長持ちするでしょう。
まとめ
快適なオフィスチェアを購入した後に起こる可能性があるフローリングの傷問題。
こうしてキャスターを取り替えるだけで簡単に解決する事が出来ます。
何より容易に入手出来る事が助かりますね。
オカムラ以外のオフィスチェアユーザーにはどうしても自己責任という言葉が付きまとってしまいますが、
キャスター自体は決してとても高いものではないので、財布が許すのであればお持ちのキャスターのサイズに近いものを見極めて思い切って購入してみても良いかもしれません。