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ウィルクハーンのONをレビュー!座ったまま自然に動けるオフィスチェア

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この記事でご紹介するのはドイツ製のオフィスチェアメーカーウィルクハーン社が5年の歳月をかけて生み出した高機能オフィスチェアのON

 

累計17万脚を販売し、グッドデザイン賞も受賞したシンプルでオシャレな見た目に人間工学+運動学の新しいアプローチによって誕生したONは座りながらにして自然で自由な動きを可能にした最先端のオフィスチェアです。

 

という訳でこのONの特徴やおすすめポイント、座ってみた感想などを紹介していきます。

 

 

 

ウィルクハーンON(オン)はどんなオフィスチェア?

 

ONは座りながらにして動くという点に着眼した健康の為のオフィスチェア

「背骨の椎間板は、2週間活発に使わないと10%も厚みが減少します。」

「10分間同じ姿勢で立っているのと、10分間歩き回るのと、どちらが疲れますか?」

というような売り文句の通り、従来のオフィスチェアは「如何に座りながら奇麗な姿勢を保ち続けるか」を大事にしているものが多かったのですが、

 

このウィルクハーンのONシリーズは人間工学に運動学を取り入れ、「動く」ことの大切さに着眼し、座りながらにしてダイナミックにカラダを動かせる独自の自由度を持っているのがポイント。

 

これにより、長く座っていても刺激を与える事が出来るので重要な代謝を促進し、身体が凝り固まらず健康的に座り続ける事が出来るのです。

 

座り過ぎが身体に重大な疾患をもたらすと言われ始めた昨今だからこそ生まれたオフィスチェアと言えるでしょう。

 

ではどれだけ動かす事が出来るのか?

画像で説明すると、片側に寄り掛かるだけでこのくらい柔軟に動きます。


(amazon.co.jpより)

 

動画だともっとわかりやすいでしょう。

従来のオフィスチェアよりも“ダイナミックに”動く事が判ると思います。

Wilkhahn ON Bürostuhl “ON Stage”
wilkhahnより

よく動くだけでなく、造りが頑丈なのも伝わってきますね。

 

 

三次元シンクロメカニズム

では、なぜこんなに自由な動きが可能なのか?

注目すべきは座面の動きです。

この「ONシリーズ」は座面と背もたれの前後方向の動きに左右方向の動きを組み込んだ「トリメンション」という三次元シンクロメカニズムにより、まるで人間の関節のように柔軟に動くことが可能になっているのです。

これにより人間の動きに合わせて椅子の方が、身体に負担がかからないように柔軟にサポートしてくれる訳です。

身体の動きの重心は、常に椅子の中心に留まり、どんな姿勢をとってもバランスを保って動きをサーポトし

筋肉の動きも促進されるので身体が凝り固まることがありません。

椅子の片側に寄り掛かっても、画像のように左右のお尻にかかる圧力はバランスがとれていて骨盤も稼働するので血行不良や疲労を軽減し、身体全体を活性化してくれる訳ですね。

 

動く事での健康を考えて生み出されたオフィスチェアだけあって

ウィルクハーン公式が下ような「ON」を使ったストレッチ動画も作ったりしています。

Wilkhahn “ON.time Stretch” (Japanese)
Wilkhahn Japanより

椅子が追随してくれると仕事の合間でも座りながら効率的にストレッチが出来そうですね。

 

 

ONのサイズは以下の通り。

ウィルクハーンON ヘッドレスト付きのサイズ
(amazon.co.jpより)

 

ONの調整機能は以下の通りになります。

  • 上下昇降
  • 座面の奥行き調整
  • リクライニングの角度設定
  • リクライニングの堅さ調節
  • 腰のサポート調節
  • アーム高さ調節

調整方法はこの動画が一番判りやすいです。

Ergonomic office chair ON – how to use
wilkhahnより

 

 

 

実際に座ってみた感想

 

見た目

先ず見た目は、オフィスチェアに良くみられるフレームが見えなくなっていて非常にシンプルでスタイリッシュ。

 

それでいてほっそりしている為か、オフィスチェア独特の重量感が薄く主張し過ぎないのでどんな部屋にも合うような気がします。

見た目でも個性が出るのはさすがドイツブランドといった感じ。

個人的にも数あるオフィスチェアの中でもかなり好みな見た目です。

 

 

座り心地

そもそもコンセプトが全く違うので、他のオフィスチェアではあり得ないほど座面と背もたれが良く動きます。

エンボディチェアやミラ2チェアのようにフレームを排除したり、フレームに自体に柔軟性を持たせたオフィスチェアはありましたが、

座面がここまで動いてくれるのはON珍しく新鮮です。

座面のシートは他のメーカーと比べると少し薄めに感じましたが、ONの3次元シンクロメカニズムによって圧力が均等に分散される効果を最大限に発揮する為にあえてそうしているのでしょう。

 

従来のオフィスチェアは奇麗な姿勢で座る事で効果を発揮していましたが、

座面が追随してバランス良くサポートしてくれるONは奇麗な姿勢で座る上でタブーともいわれている足組みにも対応出来るってことですね。(脚を組むこと自体身体に良くない気もしますがその負荷を軽減する事はできるのでしょう)

 

また座面の手前の方を折り込んで奥行きを調節出来るのは嬉しいです。

背もたれにランバーサポートが付いていないのはやはり動く事を考えて造られているからかもしれません。

あえて背もたれの背中に沿った丸みを最小限に抑え、動かしやすいように細くシンプルに造られている印象を受けました。

 

気になった点

1番気になったのは、ヘッドレストが背もたれと繋がっているはカッコいいのですが、背もたれの高さ調節をすると連動しているということ。

体型によっては、腰の反りの調節をぴったりあわせたら反対にヘッドレストの高さがあわなくなるなんて人も出てくると思いますので試座は出来るだけした方が良いでしょう。

海外で造られただけあってシート幅は広め。

そのため小柄な人や痩せている人はアームレストに腕を置くと脇が少し開く感じになるのでアームパッドの左右調節機能は欲しかったかなという印象。

 

 

 

まとめ

ONはこんな人におすすめ。

  • 毎日殆ど椅子に座ってほとんど動かないで仕事している人
  • 肩こり腰痛のある人
  • 運動不足の人
  • 座っているときよく足を組んでしまう人

 

椅子に座っている時に

似たようなタイプだと、2017年に発売されたコクヨのingというオフィスチェアは

ON同様に座りながらにして動く事を考え造られていますが、

ingの方はさらに前傾にも傾けるようになっているのが特徴で、これがまた違った感覚を生み出しています。

 

コクヨのing(イング)を体験レビュー!「動ける椅子」はオフィスチェアの革命となるか?

2019年2月23日

ただオシャレさではONの方が上ですね。

ONは2009年に発売されましたが、最近になって同じようなタイプが現れ始めた事を考えると

この「動く」ことを考えて生み出されたオフィスチェアがどれだけ最先端だったかわかると思います。

今やオフィスチェアを選ぶ上で、

「目的にあった使い方が出来る(前傾、後傾)」「快適に座ることが出来る」といった必須項目に

「動ける」という新しい価値観が間違いなく加わり始めているような気がします。

座り過ぎにより身体が硬くなっていたり、調子が悪くなっている事を実感している人は

このONを試してみる価値はあるでしょう。

 

 

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