オカムラのフィノラを体験レビュー。口コミ、評判から価格まで解説。

在宅ワークの広がりにより自宅でもオフィスチェア(ワークチェア)を取り入れる人が増えています。

どうせなら、日本製の安心感と信頼性のあるオフィスチェアが欲しいと思っている人も多いことでしょう。

 

この記事では日本を代表するオフィス家具メーカーのオカムラ(岡村製作所)から2019年に発売されたフィノラ (Finora)をご紹介!

 

 

基本的な各種機能から、実際に試し座りしてみた感想、口コミ・評判、購入するならどこがオススメかまで、フィノラについて詳しく解説していきたいと思います。

スタイリッシュな日本製オフィスチェアを探している人は是非チェックしてみてください。

 

イラストレーター、漫画家、アニメーターにおすすめのオフィスチェア9選を紹介!

 

 

目次

オカムラ「フィノラ」を体験レビュー

というわけで実際にフィノラに試し座りしてきたのでその感想をご紹介していきたいと思います。

 

外見・デザイン

フィノラのはオカムラを代表するオフィスチェアであるコンテッサでお馴染みのジウジアーロ・デザイン。

バックトゥザフューチャーでお馴染みのデロリアンなど、数多くの自動車のデザインでも知られています。

 

前から見るとシンプルな印象が強いですが、背面下部にある象徴的なカスタムパネルはスタイリッシュで良いアクセントになっているように感じます。

なんとなく自動車を彷彿とさせるのはやはりジウジアーロ・デザインだからでしょうか。

 

また、フィノラのデザインをパッとみて目を引くのがアームレスト(肘掛)の位置。

多くのオフィスチェアは座面からアームレストが伸びているものが多いのですが、フィノラのアームレストは背もたれから伸びたデザインになっています。

これによりデザイン的にもより洗練されてスッキリした印象になったように感じます。

 

背もたれについたアームレスト

このアームレスト(肘掛)の構造によるメリットは見た目が洗練されただけじゃありません。

フィノラはアームレストが背もたれから伸びているのでリクライニングした時に背もたれと一緒にアームレストも倒れてくれます。

アームレストが座面についているデザインだとリクライニングした時にアームレストを置き去りにしてしまうものが多いのですが、フィノラならしっかりと追随。

リクライニングしてもしっかりと腕を支え続けてくれるわけです。

 

アームレストは、高さ、前後位置、角度、左右位置という最大限に細かい調整が可能。

特に左右の位置調整は同価格帯のオカムラ製品でも搭載されているものが少ない便利な調整機能。

肘を置く位置を内側に寄せることが出来るので体系が小さい人にも安心の機能です。

 

個人的にはこのアームレストのスタイリッシュさと機能性がフィノラの一番の魅力なんじゃないかと感じました。

 

ヘッドレスト・ランバーサポートは可動式

さらに優秀だと感じたのがヘッドレスト。

フィノラは自分の頭の位置に合わせた高さと角度調節が可能な可動式のヘッドレストは可動式を採用しています。

オカムラで可動式の大型ヘッドレストが選べるのはバロンチェアとコーラル、そしてこのフィノラのみ。(2021年現在)

選べる材質はクッションタイプのみですが、座る時間が長い人ほどあった方が楽でしょう。

 

ちなみに2021年の段階ではフィノラのヘッドレストは別売されていません。

ヘッドレストの有無で悩んでいる人はあらかじめヘッドレスト付きで購入しておいたほうが無難でしょう。

 

また、フィノラはランバーサポートも可動式。

自分の腰の位置に合わせて上下60mmの移動が可能です。

 

 

座り心地

フィノラはメッシュとクッションから座面を選択可能。

メッシュは通気性が抜群でお尻が蒸れにくいのが良いところ。

ハリがあり、程よく体をホールドしてくれます。

コンテッサを始め、オカムラを代表するほとんどのチェアでこのメッシュを採用していますから安心感が違いますね。

メッシュで特に好印象だったのが座面前方にクッションが入っていること。

メッシュのオフィスチェアだとたまにフレームにもも裏に当たって痛いことがあるのですが、フィノラはクッションいよってそういったストレスを感じることなく座れました。

 

クッション座面の場合はオカムラのクッションタイプの高級オフィスチェアでは必ず採用されている異硬度クッションを採用。

お尻、太ももなど体の接触する位置に合わせてそれぞれ最適な硬度になってるオカムラ自慢のクッションです。

異硬度クッションは構造はほぼ一緒なんですがチェアによって硬さに違いがあります。

フィノラのクッションはオカムラの異硬度クッションの中では柔らかめのシルフィーよりは若干硬いかなと思いましたが、どちらかというとソフトな印象を受けました。

 

また、フィノラは調整レバーが座面横にあるのも好印象。

下の画像のレバーはリクライニングの反発力調節(左)と上下昇降(右)

 

下の画像のレバーは座面の奥行き調節(左)とリクライニングの角度調節(右)

座面の奥行き調節はメーカーによってはレバーが硬すぎて結構大変なんですけどフィノラは女性でも簡単に操作できます。

リクライニングは好きな角度で固定も可能です。

 

操作の様子は下の公式動画が参考になるでしょう。

 

座面の下にレバーが集まっているタイプのチェアだと調整の度に屈む頻度が多くなってしまうのですが、フィノラは座面横にレバーが集まっているからあまり姿勢を変更することなく調整が可能なところも好印象でした。

 

 

前傾リクライニング機能はついてません

ちなみにフィノラは前傾姿勢対応ではありません。

オカムラ製のオフィスチェアで前傾リクライニングに対応しているのはシルフィーとサブリナスタンダードの二つのみ。

前傾リクライニングが必要な場合はこの二つのチェアをチェックしてみてください。

参考前傾姿勢タイプのオカムラ「シルフィー」と「サブリナスタンダード」を徹底比較!

 

 

カスタマイズが豊富

ちなみにフィノラはカスタマイズが非常に豊富。

座面がメッシュとクッションから選べる他、下記のようにパーツのカラーや素材を自分で選ぶことができます。

  • 背サイズ:エクストラハイバック/ハイバック/ミドルバック
  • ボディカラー:ホワイト/ブラック
  • カスタムパネル:メッキ/ホワイト/ブラック
  • アームレスト:可動肘/固定肘/肘なし
  • 座クッション:メッシュ/クッション
  • 脚カラー:ポリッシュ/ホワイト/ブラック
  • メッシュカラー:全14色
  • ランバーサポート
  • ハンガー取り付け

このカスタマイズの豊富さで自分好みのオフィスチェアに出来るのもフィノラの魅力と言えるでしょう。

 

フィノラの口コミ・評判

フィノラの口コミをツイッターから集めてみました。

 

 

 

 

 

 

 

2020年から在宅勤務の普及もあり、2019年に発売した比較的新しい商品ながら既に使用者が沢山いるようです。

コンテッサセコンダやバロンチェアといったオカムラの名作チェアと座り比べてフィノラを選んだ人もいる様子。

これまで登場したオカムラのオフィスチェアの中ではよりフレームが比較的控えめなシンプルでスタイリッシュなデザインなので、今後のオカムラの新しい代表作として益々使用者が増えていきそうな予感がします。

 

 

フィノラの価格(お値段)

気になるのはやはりお値段。

フィノラは選んだ背もたれのサイズやオプションの数でかなりお値段が変わってきます。

 

一番シンプルなミドルバックで肘掛やランバーサポートといったオプションを全くつけていないものならおよそ11万円ほどから。

ヘッドレストのついたエクストラハイバックだとおよそ17万円くらいで多く出回っています。

ハンガーなどオプションを全部つけるた場合は20万円を超えて来るでしょう。

 

 

 

新品で購入するならどこがオススメ?

フィノラをネットで購入するならどこがオススメなのか。

 

個人的にオススメするのはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングにあるオカムラ公式ネットショッピングサイト

オカムラ製のオフィスチェアであれば、ここが一番カラーや、その他オプションなどのラインナップが多いでしょう。

 

サイトの見やすさ、カラーの選びやすさでは個人的にAmazonのオカムラ公式ページが一つのページでカラーなど全てが把握出来るので一番わかりやすいように感じます。

公式なので万が一、購入したチェアにトラブルがあった場合でもしっかりと返品・交換対応してくれるでしょう。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

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