ゲームにテレワークにと、急速に世の中に普及していっているゲーミングチェア。
気になってネットで探している時に、良心的なお値段のDowinx(ドウィンクス)というブランドのゲーミングチェアを見つけて購入を迷っている方もいるかと思います。
魅力は2万円前後で購入できるのに加え、多機能、さらにオンリーワンの機能も備えたゲーミングチェアということ。
というわけで、この記事ではAmazonで頻繁に売れ行きベスト3にもなっているDowinxのLS-6688をご紹介。
Dowinx LS-6688の機能を解説しながらメリットとデメリット、どこで購入するのがオススメか、口コミや評判を解説していきたいと思います。
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Dowinx(ドウィンクス)はどこの会社?
Dowinxは安吉雷萨家具有限公司という販売業者から販売されているゲーミングチェアブランド。
難しい漢字の会社名に、住所が浙江省であることから中国ブランドである事がわかります。
生産している会社のホームページもしっかりあり、主に家具を中心に展開。
Anji Leisa Furniture Co., Ltd. が会社のホームページとなっています。
ゲーミングチェアの公式サイトは一応ありますが、英語のみで日本語対応のサイトは今の所ありません。
また実店舗は無く、オンライン販売のみとなっています。
直売を行なっているのはAmazonと楽天市場の二つ。
楽天市場に関しては楽天グループ株式会社が販売代行を行なっています。
Dowinx LS-6688の価格や機能(とにかく安い!)
Dowinx LS-6688 | |
PUレザー | 19,700円〜(税込) |
ファブリック | 21,700円(税込) |
人気メーカーだとエントリーモデルでさえ3万円以上してしまう中でDowinx LS-6688シリーズは2万円前後で購入することができます。
Dowinxのゲーミングチェアで人気があるのは以下の2つのタイプ。
- Dowinx LS-6688/LS-6669(PUレザー)
- Dowinx LS-6668(ファブリック)
両方ともLS-6668という名前なのでややこしいのですが、大きな違いが2つあります。(LS-6669については後ほど説明します)
1つ目は最初に記載した通りシートの素材。
Dowinx LS-6688には以下の二つのシートタイプがあります。
- 深いリクライニング(170度)
- ロッキング機能
※LS-6669はPUレザーシートのみ。
2つ目はアームレスト(肘掛)。
Dowinx LS-6688/LS-6669(PUレザー)は背もたれと連動式のアームレスト。
Dowinx LS-6668(ファブリック)は上下昇降可能な可動式のアームレストを採用。
それぞれのシリーズの機能をより細かく順番に解説していきたいと思います。
Dowinx LS-6688(PUレザータイプ)
まずはPUレザータイプのDowinx LS-6688の機能から解説していきたいと思います。
Dowinx LS-6688の基本的な機能は以下の通り。
- 深いリクライニング(170度)
- ロッキング機能
- ヘッドレスト
- ランバーサポート
どれも、ゲーミングチェアには必須の機能ですね。
カラーは5種類。
- ブラック
- ブラック&グレー
- ブラック&オレンジ
- ブラック&レッド
- ブラック&ホワイト
そして、Dowinx LS-6688シリーズで最も魅力的な部分が以下の3つ。
- フットレスト内蔵
- ランバーサポートにマッサージ器内蔵
- ゆとりのある座面
順番にご説明します。
フットレスト内蔵
Dowinx LS-6688には足を伸ばしながら座れる便利なオットマン(足置き)が内蔵されています。
これがあれば深くリクライニングしながら膝に負担をかけることなく仮眠をとることも可能。
マッサージ機能内蔵
中でも特に珍しいのが腰部分のクッション(ランバーサポート)に内蔵されたマッサージ機能でしょう。
これは、AKRacingやDXRACERといった大手ゲーミングチェアメーカーにもない珍しい機能です。
給電はUSBケーブル、必要なければそのまま普通のランバーサポートとして使うことも可能です。
オットマンにマッサージ機能まで付けて2万円前後で購入できてしまうのですからAmazonのゲーミングチェアの売れ筋で総合3位にななるのもうなづけます。
ゆとりのある座り心地
Dowinx LS-6688の画像だけで判断できる座り心地の印象として、座面両端の傾斜が緩やかで低いことから比較的フィット感よりもゆとりを重視した座り心地になっていることが伺えます。
下の画像は別のメーカーのゲーミングチェアの座面ですが、座面両端の傾斜が急になっています。
この場合、太ももへの密着面が広くなるため、比較的フィット感のある座り心地に。
一方、Dowinx LS-6688を画像だけで判断すると、座面両端の傾斜は比較的緩やかで低いので太ももへの密着面は少なくなり、その分太ももへの開放感の強い「ゆとり」のある座り心地になります。
ここがDowinx LS-6688を選択する際の一つの大きなポイントとなることでしょう。
Dowinx LS-6689との違い
Dowinxには同じくPUレザータイプのLS-6689というモデルもあります。
こちらの方が新しいモデル。
ただ、このLS-6689の機能は基本的にはあまりLS-6688と変わりません。
大きく異なるのがPUレザーの質。
LS-6689ではLS-6688で使われているPUレザーよりも耐久性に優れたものを開発して採用しています。
摩擦に対する耐性などが大きく改善されたそうです。
さらにビンテージ風や炭素繊維強化プラスチック調のモダンなデザインなどシートの風合いにも幅が出ました。
ただお値段はシートが改良された分LS-6688よりも高くなっています。
LS-6688(PUレザータイプ) | LS-6689 |
19,700円(税込) | 23,700円(税込) |
デメリット(気になった点)
ここからはPUレザータイプであるLS-6688とLS-6689の両方に共通する気になった点を2つ挙げたいと思います。
アームレストの高さ調整ができない
まず一番最初にパッと見で気になった点がアームレスト。
Dowinx LS-6688とLS-6689のアームレストは座面と背もたれに固定されており、リクライニングすると連動して倒れてくれるようになっています。
それはそれで便利なのですが、そのせいで出て来る弊害がデスクの高さに合わせてアームレストの高さを調節できないという問題です。
ゲームのジャンルにもよりますが、キーボードを使ったゲームやデスクワークをする際はアームレストとデスクの高さは一緒であるというのが一番の理想。
しかしながら、このDowinx LS-6688の場合、リクライニングした時に一緒に動いてくれるだけで肘掛の独立した高さ調節は出来ないタイプになっています。
このタイプのアームレストはリクライニングして休む場合は一緒に連動してくれて快適。
しかし、デスクの高さがアームレストの高さと合っていないとキーボードなどを使う時に肘を上手く支えられなくなって腕に負担がかかってしまう可能性があります。
しかしながら、公式にもアームレストの高さは記載されていないので、お使いのデスクが高すぎる人は注意が必要です。
最低座面高が高め
次に気になったのは最低座面高。
座面を一番低くして座った場合の高さなのですがDowinx LS-6688の場合、公式の情報を元に座面の厚みを加えると座面高は45cmあります。
しかし日本人の膝下の長さの平均が男性だと身長165cmで45.1cm、女性でも165cmで44.9cmになるので、身長が165cm以上はないと足の裏がしっかりと地面に着かない可能性があります。
(※あくまで平均なので165cm以上あっても足裏が床につかない場合もあり得ます)
一応メーカーの推奨値としては155cm〜になっているのですがこれだとフットレストが必要になってくる人もいるでしょう。
実際Amazonのレビューでは「168cmでも最も座面を低くしてもやや高い」「170cmでも踵が浮く」「177cmでギリギリ床に届く」というものもあったので、最低座面高は45cmよりも高く見積もっておいたほうが良いかもしれません。
最悪、どうしても地面までの高さが合わない場合は、内蔵式のオットマンがあるのでそちらを使うか、別でフットレストを購入して地面までの高さを合わせることになるでしょう。
Dowinx LS-6668(ファブリックタイプ)
続いてファブリックタイプのゲーミングチェア(Dowinx LS-6668)。
名前が一緒なので混乱する人もいるかと思いますが、先に解説したのがPUレザータイプでこちらはファブリックタイプのシートになりまずシートの材質から異なります。
実はAmazonランキングではこちらのファブリックタイプの方が人気。
個人的にもこちらのファブリックタイプがイチオシです。
という事で、先にご紹介したレザータイプのLS-6688/LS-6689とはどこが異なるのかを解説していきたいと思います。
通気性に優れたファブリックシート!
大きな違いがファブリックシートを採用した事。
ファブリックはPUレザーよりも通気性に優れているので比較的蒸れにくいのが特徴。
PUレザータイプよりもカジュアルで優しい質感なので部屋に馴染ませやすいのも人気の理由です。
ソファのような座り心地に!
LS-6688のPUレザータイプでは高密度モールドウレタンを使用していましたが、LS-6668のファブリックタイプではゲーミングチェアとしては珍しいコイルスプリングクッションを採用。
ソファのような弾力のある座り心地を実現しています。
また、PUレザータイプと同じく収納できるオットマンやマッサージ機能もついていますよ!
アームレストは上下昇降タイプ。
LS-6688のPUレザータイプのデメリットとしてアームレストが連動式で高さ調整が出来ないことを挙げました。
一方、LS-6668のファブリックタイプではアームレストが上下昇降可能な可動式に。
これによりPUレザータイプでは出来なかったデスクの高さに合わせてアームレストの高さを調整する事が可能になりました。
この点ではファブリックタイプの方が優れていると言えるでしょう。
フィット感の高い座り心地
LS-6688のPUレザータイプは比較的ゆとりのある座面だと解説しましたが、ファブリックタイプはPUレザータイプと比べると座面両端の傾斜が急なのでフィット感が高めの座り心地である事が推測できます。
包まれるような座り心地を体験できるでしょう。
口コミ、評判は?
Dowinxのゲーミングチェアのツイッターでの評判を集めてみました。
初ゲーミングチェア
安く済ませようと思ってDowinxにしたけど普通に良い
ゲームいっぱいするぞー pic.twitter.com/WmUhZtwmsD— εïзカイト/???????? (@kh63_kaito) January 6, 2020
akracingでオットマン別途購入もワンチャン、でもDowinxだとリクライニングの時肘掛けも角度変わるのいいんよな
— めると (@Melt_newbie) February 3, 2020
普通の椅子じゃあまりにも腰が痛いからDowinxのゲーミングチェア買ったけど仮眠できるほど快適!快適!
— けん (@ken_LiveGreedy) December 16, 2019
DOWINxの椅子
安いし色豊富だし機能揃ってるし最強じゃん— H.D (@im_chellyy) April 9, 2020
アマゾンでは75%以上が星4つ以上を付けているDowinx LS-6688。
気になる星1〜3つの理由を覗いてみるとその殆どが、サイズや機能や座り心地の不満よりもパーツの欠損や欠品、初期不良、ネジ穴が空いていないといった内容。
ただ、こういった問題は有名メーカーのゲーミングチェアでも度々ある事なのでDowinxだけが特別問題が多いということではありません。
ゲーミングチェアはその殆どが中国によりパーツや部品の生産が行われているので、自分で組み立てが必要な中国製品においてこういった問題は他のメーカーでもたまに起こります。
DowinxはAmazonでも比較的よく売れているメーカーであることを考慮すると低評価の割合が増えてしまうのは仕方がないところもあるでしょう。
購入するならAmazonか楽天市場がオススメ!
Dowinxは店舗を持たないメーカーのため、オンラインでしか購入することができません。
オンラインで購入するならどこがいいか悩むかもしれませんが個人的には直売されているAmazonか楽天市場がオススメです。
いずれもセールの際には値下げされる事があるので要チェックです。
PUレザーシート
ファブリックシート
まとめ
この記事ではDowinxのゲーミングチェアをご紹介させていただきました。
お値段に対する機能の多さで考えればかなりコスパに優れたゲーミングチェアと言えるでしょう。
PUレザーとファブリックタイプで選べるのも魅力。
予算が2万円前半でコスパに優れたゲーミングチェアを探しているのであればDowinx LS-6688を検討してみては?
E-WINの2019年シリーズ「D9」は2万円台のゲーミングチェアで一番おすすめ!レビュー