2019年10月1日より税率が変更になり消費税が10%に上がりましたね。
9月中に駆け込みで購入している人も沢山いた中、今尚大変なのが販売店側の方達。
特に飲食業なんかは店舗でのお食事は10%なのにテイクアウトすると8%など結構ややこしい事になっているせいで変更と対応に追われかなり大変な事になっているんだとか。
10月1日に消費税10%が始まったものの変更によるトラブルに見舞われている店舗もあり、スシローではシステム障害が発生して増税どころか免税価格で販売してしまっていたんだとか…
消費税10%と生活必需品などの消費税率は8%という軽減税率によって今後もしばらくは混乱が起きる事は必至、
今回はそんなややここしい税率問題の中で今後、ご家庭でも販売店などでも今まで以上に使う頻度が上昇するであろうカシオの軽減税率電卓(W税率電卓)JF-200RCを紹介。
「これは買って良かった!」と思えるような電卓でしたので、これまでの電卓と比較しながら実際に使ってみた感想を書いていきます。
カシオの仕様と過去の電卓との比較
JF-200RC仕様 | |
本体価格 | オープン価格 |
電源種類 | TWO WAY POWER(CR2032) |
電池数 | 1 |
電池寿命 | 約7年 |
サイズ(奥行×幅×高さ) | 181.5×108×23.4mm |
質量 | 160g |
タイプ | ジャストタイプ |
表示 | 12桁 |
エコマーク商品(06135002) | |
税計算合計機能(軽減税率対応) | |
W税率設定 |
カシオの軽減税率計算対応電卓は2種類。
私が持っているのはジャストタイプのJF-200RCですが、他にもデスクタイプのDF-200RCというものがありこちらはデスクタイプで少し大きく20gほど重いです。
使用用途や好みで選びましょう。
過去の電卓との比較
私の家に会った過去モデルのカシオ電卓との比較。
ボディは色が統一されかなりスタイリッシュになった印象。
12桁の表示は変わらないものの、以前のものより数字の表示が大きくなったので小さい文字が見えにくいって人にも親切な設計でディスプレイの傾斜も目線にピッタリ。
その分、若干縦長になりましたが実際に手で持ってみるとこちらのカシオJF-200RCの方が軽くて持ちやすいです。
ボタンも一つずつが少し大きくなってボタンが黒くなったので数字が見やすく押しやすい!
シンプルな電卓ですが、見た目や軽量化だけでもここまで進化しているんですね。
W税率設定で10%と8%、二つの税率に簡単対応
中には税率変更が可能な電卓を使用していたり、税率変更の出来る電卓を探している人もいるかもしれませんが、
税率変更自体はそんなに大変な作業ではありませんが、機械になれていない人だとかなり億劫な作業に感じてしまうと思います。(私とか…)
しかしながら、このカシオJF-200RCは軽減税率に合わせて10%と8%の2通りの税率が既に設定済み!
購入してから税率変更をする必要がなくすぐに使い始める事が出来ます。
これが本当に簡単!
設定税率を変更する事も可能なので将来的にも安心して使用する事が出来ます。
JF-200RCの使い方
というわけで実際に計算してみた様子です。
例えば、税抜き1,000円で計算した場合
1,000円を入力してから税込1のキーを押すと1,000円の税率10%の価格が表示されます。
そこから税抜1のキーを押すと10%の税抜き価格を知る事がでます。(つまり1,000円)
同じように、1,000円を入力してから税込2のキーを押すと税率8%の価格が表示され
税抜2のキーを押すと8%の税抜き価格を知る事が出来ます。
「税計算合計」機能で10%と8%が混在しても簡単に割り出せる!
さらに「税計算合計」機能を使う事で10%と8%が混在する計算も簡単にできます。
先ほどの1,100円(10%)と1,080円(8%)を割り出した後に「税計算合計」というキーを押すと、税率10%と8%を合計した金額を割り出してくれます。
さらに、そこから税込1のキーを押すと、税率10%の税込額の合計だけを表示。
さらにもう一度税込1のキーを押すと、税抜き10%の価格を表示。
さらにもう一度税込1のキーを押すと、10%の税額の合計を表示してくれます。
同じように、税込2のキーを押すと、税率8%の税込額の合計だけを表示し、
さらにもう一度税込2のキーを押すと、税抜き8%の価格を表示。
さらにもう一度税込2のキーを押すと、8%の税額の合計を表示してくれるんです。
金額が増えても要領はまったく同じ。
私のような機械音痴には嬉し過ぎる!
ユーザーの声:
増税を前に軽減税率対応の電卓を買ってみた。
私はカシオのJF-200RC、母はシャープのEL-MA71-x
キヤノンの千万単位でもよかったけど、シャープの10%・8%ボタンの方が分かりやすいかな。
私はカシオ派だけど、軽減税率とW税率の2種類があって迷うけど前者にした。— yococa (@yococa_jp) September 15, 2019
2023年予定のインボイス制度にも対応
ちなみに軽減税率電卓カシオJF-200RCは2023年に導入が予定されているインボイス制度にも対応しています。
インボイス(制度適格請求書等保存方式)とは事業者の発行する請求書に、合計の税込額/税抜額/税額、税率ごとの税抜額/税額の明記が求められるようになる制度の事。
- 税込額の合計
- 税抜額の合計
- 税額の合計
- 10%の税抜額
- 10%の税抜の合計
- 8%の税抜額
- 8%の税抜の合計
これら上記の明記が求められるようになり非常にややこしくなります。
そんな時、10%と8%の計算が簡単に割り出せるこのJF-200RCがあると作業効率がまったく違ってくる事でしょう。
軽減税率計算対応電卓の購入は今からでも遅くない
もう消費税増税と軽減税率は始まってしまいましたが生活が続く限りこれからもこの面倒な計算に巻き込まれる人にとってJF-200RCを使い始めるのは決して遅くないと言えます。
というわけで、JF-200RCは今持っている電卓だと税率の計算が大変という人や、増税後の便利なオフィス用品としての購入、これから税理士を目指す人なんかにもオススメの電卓です。
是非カシオの電卓JF-200RCをお試しあれ。
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