この記事で取り上げるゲーミングチェアは販売店にいった事がある人は目にした事があるかもしれないオレンジ色のラインが印象的なゲーミングチェア
COUGAR(クーガー)のCOUGAR ARMOR(クーガーアーマー) CGR-NXNB-GC1です。
COUGARとは「大型の猫」という意味、ピューマみたいな猫の事で、このチェアのインパクトのあるロゴにもなっています。
技術のドイツブランドのゲーミングチェアということでその性能が気になる人もいると思いますので、
実際に座ってみた感想も踏まえてこのCOUGAR ARMORの魅力をお伝えしたいと思います。
COUGAR ARMOR(クーガーアーマー)の基本情報、価格
この記事でご紹介するCOUGAR ARMORはこのCOUGARシリーズの中でもスタンダードモデルに位置づけられたゲーミングチェア。
いずれにしてもオレンジカラーがポイントであしらってあり、業界の人からするとオレンジ色のゲーミングチェアといえばCOUGARといったイメージを持っている人も多いことでしょう。
Amazonの販売ページでは普通体型の人におすすめされており、およそ120kgの重量まで耐える事が可能。
e-Sportsの大会での使用実績のある、ゲーマー認定のゲーミングチェアと言えるでしょう。
COUGAR ARMORの価格は?
価格に関しては、公式サイトではお値段は公開されていませんが、大体32,000円〜37,000円くらいで出回っているようです。
COUGAR ARMORの気に入った点、好みが分かれそうな点
というわけでスペックを見て、そして実際に座ってみての感想を気に入った点と好みが分かれそうな点で紹介します。
COUGAR ARMORの気に入った点
- シンプルな見た目
- ロゴは刺繍
- 180°リクライニング!
- 4Dアームレスト
シンプルな見た目
COUGAR ARMORの見た目は非常にシンプル。
黒にオレンジという組合わせで非常にオレンジが映える色使いなのでこのくらいスッキリしていた方がちょうどバランスがいいのかもしれません。
オレンジ色って使い方によってダサくなりやすそうなんですが、COUGARのゲーミングチェアは非常に上手くシートに落とし込んでいるんじゃないかと思います。
ロゴは刺繍
ロゴ部分はなんと刺繍。
高級感があってゲーミングチェアのよいインパクトになっています。
長期の使用で擦れて剥げてしまう事もなさそうですし、このブランドのこだわりが伝わってきますね。
180°リクライニング
180°リクライニングというと真っ先にAK RACINGが思い浮かびますが、このCOUGAR ARMORも90°〜180°で無段階のリクライングが可能。
ゲーミングチェアで眠りたい人にとっては、より眠る姿勢に近づけることで休憩・仮眠の質をあげられるのは嬉しいですね。
アームレストは4D
アームレストは上下、前後、左右、斜め(回転)方向に調節が可能な4D仕様。
コントローラーからキーボードはたまたデスクワークへと、その都度の姿勢にあわせて細かく調整が可能。
COUGAR ARMORの好みが分かれそうな点
- 座面は高め
- PVCレザー
座面は高め
気をつけないといけないのが、公式のスペックでは座面から床までの高さが最低36cmとなっているのですが、この表記は座面の厚み(9cm)を含んだものではないので、座面も合わせるとCOUGAR ARMORの最低座面高は45cmになります。
45cmというと、男性だと身長165cm以上の方の平均の膝下の長さになるので、165cm以下の人、もしくは膝下が45cm以下の人だと床に脚の裏がしっかりと届かない可能性があるので注意しましょう。
Amazonでは普通体型向けと記述してありましたが、大体165cm以上、180cm未満の方向けのゲーミングチェアと言えるでしょう。(膝下の長さで個人差はあります)
PVCレザー
このゲーミングチェアで特に気になったのがPVCレザーをシート全面に使用している点。
通常ゲーミングチェアではPUレザーが一般的で、PVCレザーは部分的に使用される事はあっても全体で使用される事は非常に少ないからです。
PUレザーとPVCレザーはどちらも人工的に作られた合成レザー。
一般的にPVCの方が素材の値段がより安価なので、4Dアームを備えながら、180°リクライニングなど機能性にも優れたCOUGAR ARMORが3万円台で購入出来る秘密はここにあるかもしれませんね。
PVCレザーはPUレザーと比べてもさらにお手入れが非常に楽なのも特徴。カビやダニも発生しづらいというメリットがあります。
ただ、PVCレザーは一般的にPUレザーよりも弾力性、柔軟性、通気性に劣る事で知られています。
個人的にこの点で非常に心配していたのですが、英語で書かれている公式サイトを読んでみると、COUGAR ARMORで使用されているPVCはどうやらBreathable PVCというモノを使用しているそう。
これは直訳すると「通気性のよいPVCレザー」という意味。
私のようにPVCレザーに警戒する人を納得させるためにしっかりと英語版の公式サイトに記述されていました。
確かに、よく考えたらCOUGARはドイツブランドですから、その辺のコストを下げ性能をあげる技術力はあるのかもしれませんね。
というわけで、どこまで通気性が改善されているのかは長期間使用している人にしかわかりませんが、COUGAR ARMORでは、通常のPVCレザーよりは改善されたものを使用しているようです。
この辺の素材の特性は一長一短なので、自分の使用環境を把握した上で納得して購入すると良いでしょう。
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COUGAR ARMORに座ってみた感想
見た目は、やはりオレンジカラーの使い方が上手だなって思わせてくれますね。
非常に黒と相性の良い濃いめのオレンジがインパクト抜群、2色だけで他には余計なカラーを使っていないのが良いんでしょうね。
3万円台で180°までリクライニングするゲーミングチェアはCOUGAR意外だとAK RACINGのWOLF(ファブリックシート)だけなので、合成レザーで探している人には非常に魅力的に映ることでしょう。
実際に座ってみると、座面幅は割と余裕がありゆったり座れました、個人的に太腿への座面左右の傾斜による接触感がないのは好印象。
上でも説明したようにシートはPVCレザーなので、やはりPUレザーと比べてしまうとシートが若干ツルツルしており、ハリも感じたのですが思っていたほどカチカチツルツルのPVCレザーっぽさはなく手触りも悪くないです。
シートだけでなく座面全体の弾力はというと、DXRACERのゲーミングチェアよりは硬く感じました。
この辺の質感は好みが分かれるでしょうが、このPVCを採用したシートがCOUGARの一つの個性になっているように感じられました。
若干硬めのシートが好みの人におすすめでしょう。
まとめ
というわけで「COUGAR ARMOR」を紹介しました。
3万円というお値段を考えるとその充実した性能にはかなり惹かれるものがある魅力的なゲーミングチェアでした。
PVCレザーのシートに関しては説明しづらかったですが、自分で触って座って体感してもらえると違いがわかりやすいんじゃないかと思います。
3万円台で4Dアームレスト、180°リクライニングを探している人は候補に入れる価値のあるゲーミングチェアになるなんじゃないかと思います。
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