ゲーミングチェアといえばお値段はピンからキリまでありますが、出来るだけ安く、尚且つ機能が優秀なゲーミングチェアは一体どれなのか疑問に思ったことはありませんか?
そんな中でこのブログで色々なゲーミングチェアをご紹介してきた私が、「このお値段でこの機能!?」と驚いてしまったのがMDRACINGというメーカーのゲーミングチェアです。
はっきり言って「機能とお値段だけでみたコスパ」に関しては2020年1月の時点で最強かと思われます。
先にお値段を言ってしまうとMDRACINGのゲーミングチェアはなんと12,800円!(アマゾンでの価格)
2万円から6万円が平均と言われるゲーミングチェアの相場の中でもダントツの安さといっても良いでしょう。
ただ、このゲーミングチェア、安いだけでなく機能も値段とは比較にならないくらい充実してるんです。
というわけで、この記事ではMDRACINGというメーカーのゲーミングチェアを取り上げその機能や評価、さらにはデメリットやどこで購入できるのか?ということについて解説していきたいと思います。
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お値段以上!MDRACINGのゲーミングチェアの機能(4Dアームレスト他)
冒頭でもご説明したように、MDRACINGのゲーミングチェアで私が驚いたのは「このお値段でこの機能!?」と口に出してしまいそうなくらいのお値段に対する機能の高さです。
12,800円という安さに対してMDRACINGのゲーミングチェアが搭載する機能は以下の通り。
- 4Dアームレスト
- 180度のリクライニング
- ファブリックシートとPUレザーの2種類のシートから選べる!
- ファブリック4色、PUレザー3色の豊富なカラー展開
- ロッキング機能
この他にも今やゲーミングチェアには当たり前のヘッドレストとランバーサポートも付属、耐荷重は150kgあるそうです。
何と言っても驚くべきは、このお値段で4Dアームレストと180度のリクライニングを実現させてしまった点でしょう。
4Dアームレストとは上下の高さ調節の他にアームパッドの角度調整、前後調整、左右調整が可能なアームレストのこと。
ゲームを操作する腕周りを快適に使い人には嬉しい機能。
2万円以下で4Dアームレストなんてまずありえませんし2、3万円台のゲーミングチェアでも数えるほどしかないことを考えると狙っている方は多そうです。(2万円以下だと通常は上下昇降のみの1Dアームレストが多い)
さらに、このお値段で180度のリクライニングもするんですから「本当に大丈夫?」と疑いたくなってしまいますね。
ここまでリクライニングするのもこのお値段のゲーミングチェアでは珍しいといって良いでしょう。
シートの種類は高級感のあるPUレザーと、通気性に優れたファブリックシートの2種類。
PUレザー
ファブリックシート
さらに、この値段帯のゲーミングチェアといえばカラーが1、2色くらいのものが多いのですが、MDRACINGのゲーミングチェアはPUレザーがブラック、レッド、グレーの3色、さらにファブリックはブラック、レッド、グレー、ブルーの4色展開。
同じモデルでPUレザーとファブリックシートの2種類をここまで充実させたメーカーは2020年1月の時点では過去になかったと思います。
まさに他社のハイエンドモデルに匹敵する機能の多さ、
このお値段で大手ゲーミングチェアメーカーのエントリーモデル以上の機能を備えているんですから驚きですね!
高評価の口コミ・評価・評判
MDRACINGの口コミや評判についてはSNSではまだ殆ど出回っていないので、Amazonや楽天市場のレビューを直接見ることをオススメします。
しっかりと納得した上で購入しましょう。
ここでそれらのレビューを簡単に解説すると、アマゾンの評価は星5つと星4つの合計が62%(2020年1月の時点)で半分以上の方は購入に満足しているようです。
高評価の意見としてはやはり、「この値段にこの機能は素晴らしいコスパ」「コスパ最強」「某有名なゲーミングチェアと遜色なく尚且つ機能性抜群」といった感じが殆ど。
シートは少し硬めのようで硬めのシートが好みの方にも喜ばれているようです。
予算は少ないが出来るだけ高機能なゲーミングチェアが欲しいという人にニーズがあると言えるでしょう。
デメリットも
購入者の半分以上が高評価をしている一方、低評価の意見が20%近くあることも見逃すことは出来ない点だと言えるでしょう。
やはり、ここまでのお値段で高機能を実現したことがアダになっているのか、溶接の甘さなどによる数ヶ月での破損、シートの破れ、パーツのバリが多いといったトラブルも低評価のレビューの中にはいくつか含まれています。
ゲーミングチェアといえばメーカー問わずそのほとんどのパーツが中国での生産ですが、日本より品質管理が劣る点、さらに到着した商品の組み立てを自分でしなくてはいけない事もあり、同じ商品でも個体差が度々発生したりします。
日本で生産するよりも低コスト化が可能な一方、工場の方で勝手に材料の質を安いもにに変えてしまうというお国柄のトラブルもよくあることらしいのでこういった管理体制の甘さが品質のムラを生んでいる可能性があるでしょう。
そういった意味では150kgの耐荷重という表記も少し怖くはあります。
当たりを引けばコスパは大きい一方、ハズレを引く確率もある」
ゲーミングチェアの製造=ほぼ中国なので、こういった問題に関してはMDRACINGのみならず2〜5万円のゲーミングチェアを販売しているメーカーでも度々起こることなのですが、よりコストを削減しながら高機能化を実現してるMDRACINGだからこそ、「当たりを引けばコスパは大きい一方、ハズレを引く確率も高いかもしれない」ことは購入する上で覚えておくべきでしょう。
一応、「破損しているパーツは交換対応してくれた」というレビューがあることと、購入している半分以上が満足していることを考えると、予算をできるだけ抑えたい人にとっては難しい選択になりそうですね。
その他に気をつけるべきこと
その他、スペック的に気をつける点をあげてみました。
座面の高さ、店舗販売していない
まず気になったのが、座面高が49cm〜からと結構高めということ。
そのため最低でも身長が175cmくらいない人は足が床に届かない可能性があります。(※膝下の長さの平均は男性の場合180cmで49.7cmと言われていることから)
MDRACINGは店舗販売していおらず試座することが出来ないため座面の高さが自分に合っているか理解しておくことは重要だと言えるでしょう。
※最悪高さが合わなかった場合はフットレストを使いましょう。
座面はゆとりよりもフィット感重視の座り心地
36.5cmという座面のサイズと座面の両端の傾斜の角度、そして「座面は硬めである」といういくつかのレビューの情報をまとめると、MDRACINGの座面の座り心地は座面に「ゆとり」があるタイプではなく、比較的フィット感(ホールド感)が強めなタイプな座面であることが想像できます。
そのため、座面にホールド感よりも「ゆとり」を求めている場合は違うゲーミングチェアを選択しましょう。
ポリプロピレン
MDRACINGには「ポリプロピレン」という樹脂素材が使われています。
「ポリプロピレン」は引っ張り強度、圧縮強度、衝撃強度が優れているのでMDRACINGの樹脂パーツ(アームやベース脚部分)は恐らくこのポリプロピレンで出来ていると予想できます。
多くのゲーミングチェアメーカーがポリプロピレンを使用している一方、ポリプロピレンには対候性が悪く、直射日光など紫外線による劣化が早いという性質があるので、部屋など、使用環境で直射日光がゲーミングチェアに直接当たる時間帯はカーテンで遮るなど、工夫してあげる事でより長く使い続ける事が出来るでしょう。
※特にシリンダーを支えるベース部分が劣化すると突然折れる危険性がありますので注意。
購入するならどこがオススメ?
MDRACINGのゲーミングチェアは店舗販売しておらずネットのみの発売です。
店舗を持たないことがこの安さを実現しているもう一つの理由といっても良いでしょう。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3つの全てで取り扱いしています。
個人的にはAmazonが一番色が選びやすいと思いますが、使い慣れているところで購入するのが一番良いかと思います。
MDRACINGには今回ご紹介した12,800円のモデルの他にも16,800円の最上位モデルもありますので間違えないように気をつけましょう。
まとめ
というわけで、コスパ最強のMDRACINGのゲーミングチェアをご紹介させていただきました。
初期不良やハズレにあたらなかった人は充実した機能に満足して使っている人が多いようなので、予算が1万円台前半と限られているのであればこのMDRACINGのゲーミングチェアも候補に上がってくることでしょう。
安さならではのメリットとリスクを理解した上で購入に踏み切りましょう。
※Amazonならリンク先でシートの材質とカラーが選べます
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