この記事を読めば以下の問題が解決できるよ
- イトーキのサリダの各モデルの違いが理解できる!
- イトーキのサリダ全モデルの座り心地を実際に体験して解説!

ヘッドレストや可動式の肘掛のあるオフィスチェアが欲しんだけど、
出来れば5万円以下で購入したい…



そんなあなたにおすすめしたいのが、「イトーキ」から発売されているSALIDA(サリダ)です。
この記事ではイトーキから発売されている3万円〜4万円クラスのオフィスチェア「サリダYL7」と「サリダYL8」と「サリダYL9」をピックアップ。



いっぱい種類があるんだね



この記事を読めばそれぞれの違いや選び方もわかるよ!
サリダシリーズ全てに実際に座ってみた体験を踏まえてサリダYL7とYL8、そしてサリダYL9のそれぞれの機能や、違いを比較、口コミ、評判など気になる点を解説していきたいと思います。
先に言ってしまうと、3万〜4万円クラスのチェアとしては機能としてもブランドとしての最も安心感のあるチェアの一つです。
10万円クラスのチェアには手は出せないけど、機能性に優れたチェアが欲しいって人はぜひ一度チェックしてみてください。
関連:イトーキのゲーミングチェア「クロスフォーカスチェア」は何処でも馴染む!【ITOKI】
サリダシリーズはイトーキの東京ショールームで試座できる


イトーキと言えば、オフィス家具を中心に様々なワークスタイルに適した商品を販売していることでお馴染みの日本のメーカー。
スピーナチェアや、フリップフラップチェアといった10万円クラスの高品質オフィスチェアを生み出していることでも知られています。
サリダシリーズに実際に座ってから購入したいと考える人もいるかもしれませんが、残念ながらサリダシリーズは実店舗で販売していないオンライン限定販売の製品になります。



ただし、イトーキの東京ショールームであればサリダシリーズを全て試し座りすることが可能。
残念ながら東京ショールーム以外では扱っていないようです。
個人でも予約が取れますからどうしても座ってから決めたい人は早めに予約を取って実際に試してみましょう。


サリダYL7・YL8・YL9を徹底比較レビュー
サリダのヘッドレスト付きタイプとして特に人気が高いのがサリダYL7とサリダYL8、そしてサリダYL9の3種類。




では、これらのサリダの違いはなんなのか?
というわけで、サリダ3種類を実際に試し座りして比較。
サリダの魅力と、それぞれモデルの違いや特徴を解説していきたいと思います。
まずはそれぞれの違いを表で見てみましょう。
商品名 | YL7 | YL8 | YL9 |
---|---|---|---|
ヘッドレスト | 高さ調節 | 高さ・角度調節 | 高さ・角度調節 |
肘掛 | 上下昇降・角度調節 | 上下昇降 | 上下昇降 |
座面の硬さ | 柔らかめ | やや硬め | やや硬め |
座面奥行き調節 | 不可 | 可 | 可 |
ロッキング | 自動調整ロッキング | 自動調整ロッキング | 自動調整ロッキング |
張地(背面) | メッシュ張り | メッシュ張り | エラストマー樹脂 |
脚部 | ガラス繊維強化ナイロン | ガラス繊維強化ナイロン | アルミダイキャスト |
ランバーサポート | あり | あり | なし |
価格 | 37,901円(税込) | 42,900円(税込) | 46,900円(税込) |
購入する | 購入する | 購入する |
可動式のヘッドレスト
首へのストレスを確実に軽減してくれるヘッドレストは、YL8とYL9は高さの調節&上下の首振りが可能。




フレームのデザインもほぼ一緒。
高さは7段階、上下の首振りは5段階の調節ができます。
ただし素材の違いもありメッシュのYL8は柔らかめ、樹脂のYL9は硬めのヘッドレストになっています。



ヘッドレストの硬さは好みが分かれそうなポイントです
一方、YL7のヘッドレストは高さ調節のみ可能。


メッシュなのでYL8に近い柔らかめのヘッドレストです。
可動式の肘掛(アームレスト)


まず肘掛(アームレスト)は3モデルとも上下昇降可能なアジャスタブル肘。
YL8とYL9はデザインも同じものを使っていると思われ、自分の好みに9段階の細かな高さ調節が可能。
一方、YL7はさらにアームパッドの左右への角度調節も可能に。





ここはYL7の優れているポイントだね。
ちなみに、2021年からは肘掛の前後、左右、角度の調節が可能になったサリダYL9G
座面の硬さ
YL8とYL9の座面の硬さはやや硬めで安定感のある座り心地。





座面の硬さに関してはYL8、9共にほぼ一緒。
一方でYL7は二つのモデルと比べると柔らかめの座面を採用しています。





3モデルとも身長175cm、体重およそ60kgの筆者では割と余裕を持って座ることができました。
自動調整ロッキング(固定も可能)


このお値段で珍しいのが、操作不要な自動調整ロッキングができる点。
これは、座った人の体重を感知して自動でロッキングの強度が調整されるというもの。
この機能に関しては3モデルとも搭載しており、操作なしで最適な座り心地へと導いてくれます。



この値段帯だとロッキングの強度は一定のものも多いのですが、このお値段で搭載できるのはさすがイトーキといったところです。
座面の奥行き調整


サリダYL8とYL9は座面を前後にスライドさせ奥行きを調整することで自分の体格に合わせた最適な座り心地を見つけることが可能。
座面の奥行きが合わない時点で椅子選びは失敗と言えるので座面の奥行き調節機能は本当に重要。
10万円クラスでは当たり前についている機能ですがサリダYL8とYL9にはしっかりと備わっています。



サリダYL7には奥行き調節機能は付いていないため、ここはYL8とYL9の優れているポイントと言えるでしょう。
張地(背面)



何と言っても座り心地に差が出てくるのがこの張地の部分です。
サリダYL7とYL8はメッシュ張りの背もたれを採用。


二つの素材の性質を比べると、サリダYL7とYL8で採用されているメッシュ張りの方が比較的メッシュの弾力のある座り心地を感じられるでしょう。
またメッシュなので通気性は抜群。
夏でも背中が群れにくく、快適に使うことができます。
一方のサリダYL9は網状に加工したエラストマー樹脂を採用。


サリダYL9はイトーキの10万円クラスのオフィスチェア「スピーナチェア
背もたれは網目状になっており、このお値段のチェアの中でもデザイン性が高め。



さらに通常のオフィスチェアのフレームと異なり、YL9の背もたれは「捻れる」のが特徴。


こんな感じで、背もたれの中心(腰周辺)は網目が細かいので硬め、外側に向けて網目が広くなるので柔軟性が感じられます。
スピーナチェア同様、しっかり座っているときは比較的かっちりした座り心地ですが体のひねりのある動きに対しては柔軟性が感じられる造りになっています。



仕事の合間に体を左右に捻って軽いストレッチもできるので上半身が常に固定されている感じが薄いのがYL9の背もたれの魅力ですね。
網状なのでよく比較されますが、ハーマンミラーのセイルチェアよりはやや硬め。
セイルチェアは柔らかい樹脂といった感じですが、サリダYL9はそれよりもややプラスチックっぽさが強いように感じました。



また、樹脂製のためお手入れはメッシュより簡単。
メッシュのように使用していく上でのヘタリが発生しないので、背もたれの掃除のしやすさや耐久性の面ではサリダYL9の方が優れています。
サリダYL8とサリダYL9の機能は殆ど一緒ですが、これらの素材の違いはヘッドレストの頭を支える柔らかさにも違いが出てきます。
ヘッドレストに関してはメッシュのYL7とYL8は柔らかめ、樹脂製のYL9はやや硬めのサポート感でした。
ランバーサポート
サリダYL7とYL8はランバーサポートを搭載。
弾力のあるメッシュなので後ろから腰部をしっかりと支えることができるようになっています。





YL8のランバーサポートは6段階の高さ調節が可能なので使う人に適した腰の高さを的確にサポートしてくれます。
一方のサリダYL9には、ランバーサポートはついていませんが、腰に近くなるにつれエラストマー樹脂の網目の密度を細かくすることで腰回りの硬さを生み出しランバーサポートの代わりを果たしています。


脚部
体重を支えるベースとなる脚部はサリダYL7とYL8がガラス繊維強化ナイロンを使用。


一方のサリダYL9はアルミダイキャストを使用しています。





この点ではサリダYL7とYL8の黒い脚もお洒落ですが、耐久性という点ではアルミ脚のサリダYL9の方が上と言えるでしょう。
価格


ということで、ここまでご紹介してきた使用している素材や技術(背もたれの網目など)の違いから機能は殆ど同じでも価格に差が出てきます。
商品名 | YL7 | YL8 | YL9 |
---|---|---|---|
ヘッドレスト | 高さ調節 | 高さ・角度調節 | 高さ・角度調節 |
肘掛 | 上下昇降・角度調節 | 上下昇降 | 上下昇降 |
座面の硬さ | 柔らかめ | やや硬め | やや硬め |
座面奥行き調節 | 不可 | 可 | 可 |
ロッキング | 自動調整ロッキング | 自動調整ロッキング | 自動調整ロッキング |
張地(背面) | メッシュ張り | メッシュ張り | エラストマー樹脂 |
脚部 | ガラス繊維強化ナイロン | ガラス繊維強化ナイロン | アルミダイキャスト |
ランバーサポート | あり | あり | なし |
価格 | 37,901円(税込) | 42,900円(税込) | 46,900円(税込) |
購入する | 購入する | 購入する |
エストラマー樹脂の背もたれは技術的に作れるメーカーが少ないのでお値段が若干高くなってしまうのは仕方がないことと言えますね。
ゲーミングチェアタイプのサリダYL9G


サリダYL9にはゲーミングチェアタイプであるサリダYL9G



見た目はほとんど変わりありませんが、ゲーミングチェアを意識して赤い差し色が施されています。
カラーはブラック×レッドとホワイト×レッドの2色展開。



そこまでゲーミングチェアっぽさは無いので在宅ワーク用として選ぶのも全然ありだと思います。
YL9とYL9Gの違いについてみてみましょう。
YL9GとYL9との違いを比較


カラーリング以外で標準モデルであるYL9とゲーミングモデルであるYL9Gの大きく異なるポイントは以下の2点。
- 上下・前後・左右・角度の調節が可能な肘掛(アームレスト)
- より柔らかい座面クッション
最も大きな違いは、調整箇所が大きく増えたアームレスト。


YL9が上下昇降だけだったのに対し、YL9Gではさらにパッド部分の前後・左右・角度という細かい調節が可能に。



長時間使う人ほど多機能アームレストの恩恵を感じられると思う!
また、YL9Gは長時間のゲームプレイを想定して標準モデルのYL9よりもクッションが柔らかくなっています。





実際に座り比べてみましたが、はっきりわかるほど座面の柔らかさには違いがあります。
YL8もYL9もやや硬めの座面なので、柔らかい座面のサリダを探している人はYL9Gを検討してみるもの良いでしょう。
YL9Gの価格は48,900円(税込)



やや高くなってしまうものの、およそ+2,000円で便利な4Dアームレストが付けられるのはお得!
腕周りをより便利にしたい人、より柔らかい座面に魅力を感じる人はYL9Gを検討してみては?
機能はさらにシンプルでいい方にはYL6がオススメ
ちなみにサリダにはYL9をかなりシンプルにしたようなサリダYL6というモデルも発売されています。


肘掛やヘッドレストなどを省いた必要最低限の機能のオフィスチェアですが、イトーキということもあり作りには安心感があります。
背もたれはYL9のような樹脂を使用、ハーマンミラーのセイルチェアを想起させるようなデザイン。
ただ、座る前はYL9のような背もたれなんじゃないかと思ってましたが、実際に座るとYL9よりもさらに硬めでよりプラスチック感があり柔軟性もほぼありません。



肘掛はついておらず必要最低限といった感じ。


スタイリッシュでお手入れ簡単なところが魅力的です。
シンプルなチェアが欲しい人はもちろん、セイルチェアのデザインが気に入っていて欲しいけどお値段的に手が出せないって人にはデザイン的にも影響を受けていそうなYL6を選んでみては?
その他のローバックでシンプルなサリダシリーズを探している人は下記の記事を参考にしてみてください。
参考:イトーキのサリダYL2をレビュー。白フレームが可愛い。
YL2の他にもYL3、YL5と比較しているので参考になるかと思います。
こちらはサリダの最新シリーズ「サリダワントーンチェア」の記事です。
参考:イトーキのサリダにonetoneワントーンチェアが登場。
シンプルな機能で見た目にこだわりたい人はぜひチェックしてみてください。
サリダの口コミ・評判


お次はサリダYL8とサリダYL9の口コミをツイッターから集めてみました。
イトーキのお椅子を買いました。サリダ YL9。8000円のオフィスチェアからの卒業。とても良いです。 pic.twitter.com/1mbJwDkCPp
— ねれん(松尾佑一郎) (@13_MyHdi) December 12, 2019
ゲーミングチェアがぼろぼろになったので、今回はとイトーキのサリダを購入。一気に雰囲気が変わって、大人な感じになりました! pic.twitter.com/hJC8TMw079
— PUBG-BROID (@Cerenou888) August 24, 2019
サリダyl9、買ってから1ヶ月くらい(多分)過ぎたけど特に座り心地にも不満は無いわね(何年も前の学習机の椅子でも不満はなかったけど)
というか椅子座ってる時間の半分くらい正座してるのって高い椅子の意味ある?— しろうなぎ (@sirouna196) February 15, 2020
自宅用にイトーキのサリダってな椅子を注文してみた。
ニトリの背面動く椅子も良さそうだったけど納期が長い— にありーいこーる (@bar_nearlyequal) April 20, 2020
イトーキ サリダ YL9は座面の前後水平位置とロッキング機能が良い
背もたれの硬さも良い— 先端 (@tip_of_pole) July 11, 2020
イトーキ製品が3万円台で購入できるということで注目している人も多いようですね!
テレワークで予算的にギリギリ購入できる額の椅子としてサリダを選んだ人もいるようです。
サリダは組み立て式


サリダがここまでお値段を抑えられている理由の一つとして、購入してから自分で組み立てる「組み立て式」であることが挙げられます。
重量があるのは少し大変ですが、細かいパーツの組み立てはないので比較的簡単にできるでしょう。
女性はできれば二人くらいで組み立てるのがオススメです。
サリダはコストパフォーマンスに優れたモデル(まとめ)
サリダの魅力は何と言ってもコスパの良さにあります。
最近ではテレワークをやる人が増え始めていますが、流石に10万は出せないという人も多いことでしょう。
そんな時に、サリダは一通り機能を備えながら3万円台〜で購入できるので素晴らしい選択肢になるんじゃないかと思います。
背もたれはメッシュが良かったりランバーサポートが欲しい場合はサリダYL8の方がオススメ。
一方、お手入れの簡単さだったり、より耐久性を求めるのであればサリダYL9がオススメです。
最後に、サリダとは「旅立ち」という意味があります。
新しい生活への旅立ちのスタートアップに是非サリダを選んでみては?
関連 : イトーキのおすすめオフィスチェア10選。