ゲームをより快適な環境でプレイし続けるために生まれたゲーミングチェア。
見た目がカッコイイから欲しいけど、「ゲームのためだけに椅子は買えない」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、ゲームのために生まれたゲーミングチェアは勉強やデスクワークなど、ゲーム以外の目的でもその性能を存分に発揮してくれます。
- 勉強用
- 絵描き
- 在宅ワークで
- 読書や映画鑑賞
- リラックス(仮眠など)
この記事では、ゲーミングチェアが勉強としても利用できるその理由と、個人的に勉強用(デスクワーク)としてオススメするゲーミングチェアをご紹介。
ゲーミングチェアを親に買ってほしい学生さんは是非この記事を親に見せて説得してみましょう。
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ゲーミングチェアは勉強に向かない?
「ゲーミングチェアってゲームに向かないんじゃ…」
と考える人もいるかもしれませんが、長時間ゲームを快適に行うことを目的として開発されたゲーミングチェアは勉強用の椅子としてもその能力を存分に発揮してくれます。
では、ゲーミングチェアのどう言ったところが勉強用の椅子として優れているのか?
ゲーミングチェアの機能を紹介しながら勉強への適性を解説したいと思います。
アームレストの高さが調節できる。
ゲーミングチェアの肘掛(アームレスト)は高さを調節できるものが沢山あります。
アームレストのない椅子で勉強すると肘を支えることができません。
そうすると、腕から首・背中が疲れやすくなり勉強への意欲や集中力が持続しにくくなるといった悪影響につながります。
一方、アームレストのあるゲーミングチェアであれば、アームレストが肘の重さをしっかりと支えてくれるようになるので体への負担が軽減されます。
さらに、勉強机の高さとアームレストの高さを同じにすることで肘が沈むことなくより安定した姿勢を保てるので、より健康な状態で集中しながら勉強を続けることが出来る様になります。
※ゲーミングチェアの中には高さ調節の出来ない”固定式”アームレストのメーカーもあるので、最低限高さ調節のできる”可動式”のアームレストのついたゲーミングチェアを購入する様にしましょう。
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ヘッドレストがあるから長時間座っても疲れにくい
ゲーミングチェアのシルエットをみるとわかる様に、多くのメーカーのモデルがしっかりと頭まで支えてくれるバケットシートのフォルムをしています。
さらにヘッドレストまで付属。(ヘッドレストなしのモデルもあります)
これは長時間ゲームをしてもできるだけ首が疲れない様に設計されているわけです。
頭の重さは大体、体重全体の10%と言われていますから、学校から帰ってきてさらに勉強させるのであれば長時間子供の首に掛かる負担は考えてあげたいところ。
多くの方が勉強用で購入される椅子だと背もたれの高さは下記の画像のような学校の椅子と同じくらいのミドルバックから、せいぜい肩あたりまでを支えるハイバックという人が多いでしょう。
一方、首までしっかり支えてくれるゲーミングチェアであれば、より長い時間の勉強も首の疲労を感じずに座り続けることが可能です。
どちらが勉強の質が向上するのかを考えれば一目瞭然ですね!
仮眠もできる(深いリクライニング)
ゲーミングチェアの特徴の一つとして通常のデスクチェアよりも深いリクライニングがあります。
多くのメーカーは120度以上は背もたれが倒せるので勉強で疲れた時の仮眠にも最適。
そのまま少し休んで勉強を再開することが出来るので、ベッドを往復するよりも効率的でモチベーションも損なわれにくくなるでしょう。
ゲーミングチェアには専用のオットマン(足置き)やオットマン付きのゲーミングチェアという物も発売されているので足を曲げずに眠ることも可能。
参考:ゲーミングチェアにおすすめなオットマン5選!後付けタイプも紹介。
在宅勤務の方にもオススメ
そんなゲーミングチェアですが、在宅勤務で働く方にもオススメです。
上記で挙げたように頭までしっかり支えてくれるゲーミングチェアであれば、仮眠も好きな時に取れますからオフィスよりも疲れにくい環境で仕事をすることも可能になるでしょう!
勉強にもオススメなゲーミングチェア5選
ここからは個人的に勉強用としてもオススメできるゲーミングチェアを選んでご紹介していきたいと思います。
ここでは4万円以上も当たり前のゲーミングチェア業界の中でも、比較的良心的な値段である2万〜4万円のモデルからピックアップしています。
E-WIN D9
勉強するとき前のめりの姿勢になりやすい人には前傾機能がついたE-WINがおすすめ。
D9はゲーミングチェアとしても珍しい前傾姿勢対応。
背もたれと座面が前傾してくれる事で骨盤が立ち、勉強の時に前のめりの姿勢になりやすい人の腰への負担を軽減してくれます。
そういった意味では、勉強以外にも絵を描いたりする人にも向いていると言えるでしょう。
通気性に優れたピンホール仕様のシート、3Dアームレスト(上下昇降意外に、パッドの前後と角度調整が可能)、
さらに収納式オットマンの装着も出来ちゃいますよ。
参考:E-WINの2019年シリーズ「D9」は2万円台のゲーミングチェアで一番おすすめ!レビュー
GTRACING GT901
コスパで選ぶのであればGTRACINGのゲーミングチェアがオススメ。
こちらのGT901(909)は収納式のオットマンがあらかじめ装着されているので勉強中に仮眠を取りたい人にも向いています。
アームレストは上下昇降が可能な1Dアームレストと、ゲーミングチェアとして必要最低限の機能を搭載しながら2万円前半で購入することが出来ます。
オットマンが不要な場合はさらに安いGT099などを選択するのもアリ。
参考:GTRACINGのGT909の評価は?コスパ抜群のオットマン付きゲーミングチェア!
参考:GTRACINGのゲーミングチェア「GT002」「GT099」をレビュー!評価は?
bauhutte(バウヒュッテ) RS-950RR
安心の日本メーカーのゲーミングチェアが良い!って人にはバウヒュッテのゲーミングチェアがオススメ。
身長155cmくらいあれば問題なく座れる日本人向けの底座面に、ヘッドレストとランバーサポートのカバーが取り外して洗えるといったところは日本メーカーならではの気遣い。
アームは4カ所の調整が可能な4Dアームレストです。
PUレザーのシートが多いゲーミングチェアの中で、優しい座り心地のファブリック素材を採用したゲーミングチェアです。
これだけ充実させて3万円以下に抑えたのは見事です。
畳で勉強している人にも最適な座椅子タイプLOC-950RRもあります。
参考:Bauhutte(バウヒュッテ)のRS-950RRをレビュー!3万円以下で日本人向けの低座面仕様!
参考:Bauhutte(バウヒュッテ)のゲーミング座椅子LOC-950RRをレビュー!3万円以下で買える!
AK-Racing WOLF
ゲーミングチェアで最も有名なメーカーといえばAKRacingとDXRACERの二つですが、その中でも最も安くで購入できるのがこちらのWOLF。
上下昇降のみが可能な1Dアームレストでお値段が3万円以上してしまうというかなり強気な値段設定ですが、180度のリクライニングや、耐荷重量150kgでJIS規格による品質試験もクリアしているところが信頼されている理由でしょう。
シートはファブリックの生地を採用しており、同メーカーの中では比較的フィット感が高めながらもソフトな座り心地です。
参考:AKRacingで一番おすすめのゲーミングチェア「WOLF」を体験レビュー!コスパもよし!
DXRACER フォーミュラシリーズ DX-11
AKRacingと並んで人気を誇るDXRACERの人気シリーズ。
このフォーミュラシリーズは比較的フィット感が強い座り心地が好みな人にオススメです。
3Dアームレスト(上下昇降意外に、パッドの前後と角度調整が可能)で、ベース部分の耐久性が高いアルミになっているのはフォーミュラシリーズでもこのDX-11だけ。
AKRacing同様、有名メーカーのゲーミングチェアを使うことで勉強へのモチベーションも上がるかも?
DXRACERをネットで購入するなら種類の多いDXRACER公式オンラインサイトがおすすめです。
参考:DXRACERの定番フォーミュラシリーズ最新作DX-11とDXZ,DX-57を比較レビュー!
もっと安いゲーミングチェアを探している場合は安いゲーミングチェアのおすすめ7選。1万円台でも機能充実。座椅子タイプもの記事を参考にしてみてください。
また下記の記事でご紹介しているゲーミングチェアも全て勉強にも向いていますから是非ご予算や使用目的に合わせて選んでみてください。
参考:ゲーミングチェアのおすすめ18選!2021年に購入するならコレで決まり!
ゲーミングチェアは勉強にもオススメ!(まとめ)
ということで、ゲーミングチェアが勉強にも向いていることがわかっていただけたかと思います。
ちなみに、ゲーミングチェアは重量が20kg以上しますので店舗で購入するのはかなり大変。
そのためオンラインで購入することをオススメします。
コロナなどの影響もあり、店舗で試座がしたくてもできない人も多いでしょうからレビューなどを参考にあなたに合ったゲーミングチェアを見つけてみてください。
ゲーミングチェアはどこで購入できるのか?についてはゲーミングチェアの試座に行こう!メーカー別取扱店舗と選ぶ際のポイントなどを紹介!の記事をご参考にしてみてください。